多機能なPowerPlay IPC-9000をどう生かすか?
ただ、PowerPlay IPC-9000は他のパワーコンディショナーと比較しても非常に多機能で、入力電力の各ステータスを観測することができる機能はもちろん、各コンセントの挙動を細かく設定することができる機能を有しています。
10個のコンセントをZone1~10に分割し、各コンセントを電源ボタンとどう連動するかを細かく設定できます。例えば電源ボタンをONにすると連動するSwitched、電源をONにせずOFFのままでも電力を供給する「Always On」、電源を押した後数秒間遅れて電力を供給する「Delayed」など全部で6種類の設定が選べます。
Panamax M5300-EXとの違い
パワーコンディショナーとして使っているものとして、もう1台Panamax M5300-EXが存在します。
以前PS Audio Power Plant Premierを計測器として利用するために、入れ替える形で導入したパワーコンディショナーですが、M5300-EXはすべてのコンセントから電力供給を行うには、電源を入れる必要があり、PowerPlay IPC-9000ほどきめ細かい設定はできません。
Zoneという単位で各コンセントがノイズフィルターで保護されていますが、M5300-EXは3つのゾーンしかなく、PowerPlay IPC-9000は5つのゾーンが用意されていて、接続した機器間の相互影響を抑えることができる仕様になっています。
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