Ethernet端子を備えたPower Plant
Power Plant Premierはもうずいぶんと古い機種で私がインターナショナルオーディオショウなどでカタログをもらった記憶もあるので、2007年頃にはもう日本で流通していたと思います。当時からかなり人気のある機種で、私も電源アクセサリに興味を持つようになってから欲しいなぁと思っていた記憶があります。
そんなPS Audio Power Plantシリーズはその後も新機種が発売されて、2021年現在は20周年記念モデルを含めた以下の4機種が発売されています。
- DirectStream P20 Power Plant
- DirectStream P15 Power Plant
- DirectStream P12 Power Plant
- Stellar PowerPlant 3
Power Plantシリーズはコンセントから供給された電力を、AC⇒DC⇒AC変換させながら、サインカーブを再生成する「Regenerator」方式を採用しており、クリーン電源として使うことが本来の用途ですが、世代が変わるごとに多機能化しており、内3機種については、背面にEthernet端子が搭載されています。
家庭内LANに接続して、インターネット接続が可能になるとパソコンのブラウザなどから本体の各コンセントの電力供給の仕方のカスタマイズやステータスの確認などができる仕様になっています。このあたりの情報は日本語マニュアルでは触れられておらず、英語のマニュアルにさらっと書いてある程度なので案外知られていないのではないかと思います。
PowerPlay
説明書を読んでいくと、Ethernet端子によって接続したPower Plantシリーズは、PS Audio社へユーザ登録をして購入した機種を登録するとPowerPlay(powerplay.psaudio.com)というサイトからインターネット経由でデータを蓄積閲覧できる機能があり、日々のデータを閲覧できると書かれています。日本語に翻訳すると、次のような機能があるそうです。
- 消費記録とパフォーマンス追跡
- 個別のゾーン制御
- システムアラートと通知
この機能を使えば、一般家庭用分電盤経由とオーディオ専用分電盤EO-01経由との間で、工事をしたことによるメリットを垣間見ることができるかもしれませんね。
扱えるかわからない単体の計測機に同じ金額は出せませんが、AV機器の電源アクセサリとして利用できるクリーン電源としてなら購入の余地はあるかもしれません。
Her-
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