2024/10/19不定期ですが更新を再開します

ネットワークオーディオ専用ネットワーク化後の機器のシャーシ電位計測

Marantz

分離前後のシャーシ電位の変化

2016年3月の計測結果

ネットワークを変更する以前の、ネットワークオーディオを聞いている状態における各機器のシャーシ電位は以下のような計測結果でした。

以前はなぜか機器によってばらつきがありました。それぞれの機器の接続を切って、個別に原因を探れればよかったのですが、作業環境が狭くて簡単には計測できないので、その時はそのままにして原因は究明しませんでした。

デジタルテスタによる計測

  1. テスタを交流モードに合わせる
  2. 機器の電源を入れる
  3. 端子の片方を自分の手に接触させる
  4. もう一方の端子を機器のシャーシ(と接続されている個所)と接触させる

以上の手順で計測してみました。
※我が家は特別なアース工事はしていません、標準的な家庭のアースです。

ネットワーク分離後の計測結果

  • AVプリアンプ:Marantz AV8802A:2.9~3.0V
  • マルチチャンネルパワーアンプ:DENON POA-A1HD:2.9~3.0V
  • ネットワークオーディオプレーヤ:Marantz NA-11S1:2.9~3.0V
  • オーディオ用スイッチングハブ:Planex FX-08mini:2.9~3.0V(※バッテリ駆動)
  • シアタールーム用スイッチングハブ:allied-telesis CentreCOM GS908XL::2.9~3.0V
  • NAS:QNAP TS-119:2.9~3.0V(※アナログ電源)

全体として2.9~3.0Vで安定していました。以前より少し上がっている機器もありますが、以前のようにばらつきがないので、逆に疑問が残らない結果となって一安心?少なくともネットワークオーディオの音質の改善にシャーシ電位の変化はあまり関係なかったようです。

何か変更を加えたときには、定期的に計測しておくと、相関関係もわかるので面白いと思います。

Her-

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