Playstation5のスペック
2020年3月に発表されたPlaystation5のスペックについてはPlaystation.Blog(“https://blog.ja.playstation.com/”)より引用してみます。
CPU | x86-64-AMD Ryzen™ “Zen 2” |
8コア / 16 スレッド | |
周波数:最大 3.5GHz まで可変 | |
GPU | AMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine |
レイトレーシング アクセラレーション | |
周波数:最大 2.23GHz まで可変(10.3 TFLOPS) | |
システムメモリ | GDDR6 16GB |
バンド幅:448GB/s | |
SSD | 825GB |
読み込み速度:5.5GB/s(Raw) | |
PS5 ゲームディスク | Ultra HD Blu-ray™(100GBまで) |
映像出力 | 4K 120Hz TV、 8K TV、VRR 対応(HDMI2.1規格による) |
オーディオ | “Tempest” 3Dオーディオ技術 |
スペックを見て一番目が行くのは、標準搭載ディスクがSSDになったこと、そして、そのシーケンシャルアクセス(読み込み)速度が5.5GB/s(Raw)という超高速SSDであることでしょうか。PS4ではシーケンシャルアクセス速度が50〜100MB/s(0.05~0.1GB/s)だったことを考えると、最大で110倍程度はやくなるようです。
ゲームをする中で一番ストレスを感じる部分がゲームのロードにかかる時間です。初期起動はもちろん、ゲームプレイ中のマップの切り替わりは待たされる感覚が強い場面になりますので、これがPlaystation4の100倍速くなるとすればかなりストレスは減ることでしょう。
8K対応は家庭用テレビで対応しているのはごくわずかですから、主にパソコン用液晶ディスプレイなどでしか遊ぶのが難しい状況ですが、ゲーム機の仕様はパソコンのように頻繁に変更できませんので、先を見越して8Kに対応したのは嬉しいですね。これをキッカケに8Kテレビが欲しくなります。
ゲーム機としてUltra HD Blu-rayドライブはいらない
またPlaystation5にはUltra HD Blu-rayドライブを搭載する「標準モデル」と搭載しない「デジタル・エディション」が用意されています。
個人的予想ではデジタル・エディションは標準モデルより5000~10000円程度安くなると推測します。(実際は標準モデルが49,980円(税別)、デジタル・エディションが39,980円(税別)でした。)
最近ゲームソフトを購入する際、店頭などに行ってパッケージソフトを購入することはまずありません。最後にパッケージソフトを購入したのは、2016年11月のFINAL FANTASY XVでしたが、パッケージソフトを購入してとても後悔しました。Playstation4タイトルとしてはこれが唯一のパッケージソフトの購入だったと思います。
パッケージソフトは起動時や読み込み時に光学ドライブへアクセスしてデータを読み込んでいますので、まず回転音がうるさいですし、前述のマップの切り替わりなどのロード時間の足を引っ張ります。長時間プレイするRPGゲームなどでは大きく時間をロスすることになりますから、実際FINAL FANTASY XVをプレイして「二度とパッケージソフトは買わないぞ」と思ったほどです。
それ以来、グランツーリスモSPORTやFINAL FANTASY VII REMAKE、ドラゴンクエストXIやドラゴンクエストX オールインワンパッケージなどビッグタイトルを購入してきましたが、いずれもダウンロード版を購入しています。
つまりゲームをする上では、より高速に駆動するSSDにゲームを保存する方が望ましく、Ultra HD Blu-rayドライブを搭載している必要はないので、デジタルエディションを購入するのが妥当ということになります。
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