Pioneer UDP-LX500の高画質設計
高品位4Kコンテンツのポテンシャルを余すところなく再現、理想的な映像再生を実現する高画質設計
高品位4K画像では情報量が圧倒的に増える一方で従来埋もれていたノイズへの対策が必要になります。UDP-LX500では高画質再生のために、S/N感を重視して調整し、とくに電源とGND周りのノイズ低減にパイオニアが長年蓄積した技術とノウハウを惜しみなく投入。回路上のノイズループを極小化し、低ノイズ設計を徹底。高品位な信号伝送を確保することで、従来モデルを超える高画質化を実現しています。
高S/Nを実現するメイン基板設計
UHDブルーレイディスクの高速信号伝送に対応するべく、デジタルノイズを徹底して低減。メイン基板に6層IVHを採用することで、デジタル信号配線の最適化とGNDインピーダンスの最小化を実現。映像や音声の信号処理におけるS/Nを飛躍的に向上させることで、最大18Gbpsの高速信号伝送の精度をさらに高めています。
ディスプレイごとに最適な画質モードをプリセット
コンテンツ本来の画質を楽しむ「リファレンス」に加え、「LCD TV」、「OLED TV」、「プロジェクター」の各モニターに最適な画質が選択できるプリセットを搭載。さらに、それぞれのプリセットごとにSDR/HDR用の設定を内蔵させることによって、信号を判別して各信号に応じた設定に自動で切り替えることができます。加えて、映像ノイズの低減や精細感の調整など7項目の画質調整が可能。項目ごとに調整した画質を最大3件までメモリーすることができます。
メディア/HDRの詳細情報を画面表示
リモコンの操作で、画面にメディアやHDRの情報を表示することができます。再生ディスクの詳細情報やHDRコンテンツのMaxCLLやMaxFALLなどのマスタリング情報を簡単に確認することができます。
話題のDolby Visionに対応
Dolby Visionは映像の最大輝度を高めて、より大きな明暗差や滑らかな階調、豊かな色域を表現できるハイダイナミックレンジ(HDR)技術です。再生するディスクと接続している映像機器の両方がDolby Vision に対応している場合、Dolby Vision 信号を出力できます。
高画質設計の気になる点
S/N比を高める基板設計や、Dolby Visionへの対応はもはや当たり前として、最適な画質モードをプリセットがディスプレイの特性ごとに用意されていると、自分の環境にあわせこみやすいという意味で助かります。
レビューをする立場としては、メディア/HDRの詳細情報を画面表示はいいですね。現在使っているPanasonic DMP-UB900は映像と音声のフォーマット情報は見ることができますが、ここまで詳しくありません。主観と客観的なデータとを合わせて考察ができるのでありがたい機能です。
コメント