工夫の数々(1)~釣(吊)り道具~
パッと目に入るケーブルレールですが、これ釣り糸を使った吊り道具です。フレームに釣り糸を張り、ケーブルを乗せて吊っていて、ウェルフロートボードのような効果を狙っていると思われます。
こうした細工は、サブウーファーであるCW-250Aの土台にもありますし、CW-250Aの下には、重低音を360度拡散することを狙った、モルタルで作った円錐形のギミックが隠されていています。何となくピラミッドとか宗教っぽく見えてくる…。
実はスピーカーDODAIの中にも隠されていて上に載っているCENYA・改の振動を抑制するギミックになっています。わずかに土台の上に隙間が開いているでしょう?
ラックにも密かに吊り構造は搭載されていて、太い電源ケーブルが吊り構造の揺れを妨げない工夫として、柔らかく動いて緩衝するケーブルまで作っています。
確かにウェルフロートボードなどを使っても、ケーブルがその動きを阻害してしまっては効果は落ちてしまうかもしれません。
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