コンサートホールで聴いたときの響きに近いワンポイントマイクで録音したものだと、木管楽器の音色が、オーケストラの音に紛れて聞こえなくなってしまうため、マルチマイクで録音したものの方が各楽器の直接的な音が聞こえるので好みということで、その比較試聴をしていました。
木管楽器の音色などが埋もれて聞こえなくならないように、グラフィックイコライザーKLARK TEKNIK DN370でそれぞれの楽器の音がしっかりと聞こえるように調整されていて、演奏者としての経験が生きているシステムと言えるでしょう。
映画を試聴する際は、サラウンドスピーカーを中心としたリアの音が大きめに調整されていて、より音の動きがダイナミックに演出されるように調整されているのもF邸の特長と言えるでしょう。
自宅とは異なる音場
私の場合は、映画はもちろん、MMORPGやFPSなどのゲームなどの視点を良く動かすゲームにおけるつながりのよさや空間表現の広さを再現するのを主眼においています。
繊細で微細な音による空気感が感じられるように、低音過多にならないように気をつけてホームシアターを調整しているので、こうしたF邸のようなダイナミックなサラウンドとは傾向が異なります。我が家はあっさり目ですね。
レーザー距離計によるクリニック
常にセンターポジションのCENYAさんは、左右のスピーカーの位置の違いのずれから来る定位の偏りを気にされていて、私も持っているBOSCHのレーザー距離計を持参されていて、簡易計測を始めました。
正面に座れば見た目からも左右で異なっているのが分かります。1つは距離、もう1つは角度が左右対称にはなっていないようです。三脚は使わない簡易計測なのでmm単位のずれはありますが、左右で距離にして2cm程度、右側のスピーカーが前に出ていて、左側のスピーカーの方が少し内振りがきついようでした。
角度的には何となく全体的に右に傾いている、そう私が座っている右側とセンターポジションの間と言う感じです。Fさんご本人は目で左右を見て同じように見えるように調整していたようですが、利き目の影響で右目で見て同じように見えるようになっていたことで、左側のスピーカーが少し内振りになっていたようです。
Fさんいわく、「調整後は高域が少しきつくなったけど、音は自然になった」とおっしゃっているので、クリニックは成功といえるでしょうか。
焼肉感想会で連荘決定
十分にDolby Atmos環境を堪能した後、Fさんは奥様が旅行中で不在ということもあり、3人で焼肉屋へ行き、お酒も交えつつ少し早い感想会に向かいました。
Fさんはほとんど食べず、酒のつまみ程度に肉3切れくらいとキムチなどを食べるだけ。CENYAさんは脂っこいものは嫌ということで、CENYAさんは好物のハラミ担当。脂の乗ったカルビは私の所へ、それぞれ役割分担が決まっていて面白い。
Fさんの大切にされている音のポイントなどを伺いなら過ごしていると、CENYAさんが次の日に予定されていた相互オフ会の半分(CENYA邸分)が中止の連絡が入り、時間が空いてしまったことから急遽2日連続のオフ会として、CENYA邸にお邪魔する展開に…。
CENYA邸と言えば、著名な元SONYの技術者が調整したばかりのシステムと言うことで、一度聞いてみたいではありませんか!普段なら2日連続のオフ会は本ブログの更新に支障が出るのでお断りするところですが、オフ会連荘が決定しました。
オフ会の回数を増やさないのは、休日を利用して書いている記事が書くことができなくなることと、記事にするのが大変だから…という理由もあったります。死ぬ前に書きあがるかわかりませんが、また書きあがったら投稿します。1年後かもしれないし10年後かもしれないし…。
Her-
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