相次ぐ雑誌の廃刊
昨年手術を受けてからの1年ほどを振り返ると、PCで作業中はYoutubeの倍速再生をしているのでオーディオシステムを使う機会は少ないですが、先日ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシーを購入してプレイを再開したこともあり、ホームシアターの利用頻度は近年ないほど高まっています。
特にゲームはグランツーリスモ7やファイナルファンタジーXIVを毎日プレイしていて、特にファイナルファンタジーXIVは最新のストーリーに追いつけるよう長時間プレイしていて、漆黒のヴィランズを踏破して、暁月のフィナーレの中盤に差し掛かりました。

大画面でゲームを楽しむ時間に没頭する、何だか自宅にホームシアターを作った頃からの最初の数年間に戻ったような感覚です。
昔は雑誌の影響は大きかった
私がシアターシステムを最初に作ったのが2006年ですが、この頃は地上波デジタルの普及が始まった頃で、Blu-rayとHD DVDが覇権を争っており、映像が一気に高画質化したタイミングだったので、購入する機器の選定やオーディオアクセサリーの導入のために雑誌をよく読んでいました。
2008年にDENON AVP-A1HD/POA-A1HDのセットを導入したのも、雑誌の影響は大きかったと思います。
その後しばらく雑誌を熱心に読むことがなくなりましたが、久しぶりに雑誌を熟読したのは2016年に導入したDolbyAtmosの導入記事でした。その影響を受けてDIYで天井にスピーカーを設置。
対応AVアンプや大型テレビも購入して、大幅なアップデートを果たしました。
私が雑誌を読み込んだのはこの頃が最後だったかなぁ。最近はオーディオ&ヴィジュアル系の情報サイトもほとんど見に行かなくなりました。
購読雑誌から感じない熱
近年、オーディオ&ヴィジュアル情報誌に魅力を感じなくなっています。高価なAV機器の多くは機能特化することで優位性や差別化を図っているものであり、万能とは言えませんし、そこにはデメリットがあることがほとんどです。
どの世界のレビューにも言えることですが、メーカーのホームページ書かれているような内容を説明するだけで、悪評価がなくデメリットを説明しないレビューは広告と言っていいでしょう。雑誌は広告費で支えられる構造である以上、メーカーに対して批判的なことを書く評論家はレビュー依頼がなくなり仕事を失うのですから、提灯記事になるのも仕方ありません。
映像は輝度や色域など客観的指標を用いやすいですが、ことさら音については、音質、音場、立体感などは数値としてみることが非常に困難で、評価も主観が中心で客観性を欠いているため、オーディオアクセサリーなども効果に科学的な根拠がなく怪しいものが多く、ぼったくりと感じている人も多いでしょう。
近年の購読雑誌は以下の通りです。これ以外はたまに購入する程度です。
- HiVi…季刊:税込1980円
- オーディオアクセサリー(大全を含む)…季刊:税込1680円
- ホームシアターファイル…季刊:税込1500 円
購読者の減少に押されてAV REVIEWのように廃刊に追い込まれたり、以前は月刊誌だったものも季刊へと縮小しているようです。3ヶ月に1回だとしてもこの価格に見合った価値は感じません。
趣味にしても推し活にしても、自分が好きなものを熱意を持って語る、書くことは楽しいですが、忖度してしまったら、内容には熱がこもらなくなります。そんな記事が雑誌に掲載されていたとしたら、読む側にも本音も熱は伝わらなくなり、購読者は減っていきますよね。
商品の特徴はメーカーのHPにいけばわかりますし、あえて雑誌で読む必要もありません。レビューについては、雑誌のように校正されていなくても、好きなことを熱意をもって書いている個人サイトの方が楽しいです。
電子化の流れ
新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受けて、我が家で購読していたマンガ雑誌も紙媒体から電子書籍へと移行済みです。

これらのマンガ週刊誌のアプリは雑誌のように保管に場所をとることもなく、購入したものは過去にさかのぼって読むことができるので利便性も高いです。オーディオ&ヴィジュアル系雑誌に年数万円もの金額を投じることに魅力を感じなくなったので、電子化できないか考えてみました。
雑誌読み放題サービス
コロナウィルスの感染拡大以降、電子書籍は普及し、有料の雑誌読み放題サービスも複数社から提供されるようになりました。オーディオ&ビジュアル関連誌を扱っているところをピックアップすると以下のようなサービスがあります。
- U-NEXT
- dマガジン
- ブック放題
- 楽天マガジン
購読雑誌の中ではHiViは比較的多くのサービスで購読が可能ですが、オーディオアクセサリー誌に関しては楽天マガジンしか見つかりませんでした。またホームシアターファイルに関してはどこも取り扱っていないようです。ファミリーアカウントのあるU-NEXTに含まれていればよかったのですが、別途契約するしかないようです。

この中のほとんどには、F1関連誌がサービスに含まれているのも魅力です。時々シーズン前のF1マシンの分析をしたものをたまに読みたいと思うことがあるんですよね。
その他週刊誌も幅広く取り揃えており、気になるタレントが見つかった時には掲載されている雑誌に目を通すこともできますし、ビジネス経済関連で目に留まったけど買うほどではないな…という雑誌も読むことができます。
楽天マガジンへの移行
個人的にはホームシアターのリフォームが念頭にあるので、各家庭のホームシアターの実例を見ることができるホームシアターファイルが一番目を通す機会が多いのですが、雑誌読み放題サービスにはないのでこれは紙媒体での購入を残し、それ以外は電子化することにします。
サービスプラン
楽天マガジンは基本月額プランと年額プランがあり、月当たりの費用で考えれば年額プランが20%ほどお得です。
期間 | 月額プラン | 年額プラン |
---|---|---|
料金 | 572円(税込) | 5,500円(税込) (月あたり約458円(税込)) |
支払いについては、楽天ポイントや楽天キャッシュから優先的に使用して支払うこともできるので、貯めたポイントの使い道としても都合が良いです。
過去の雑誌の保管
毎月購読するような雑誌は時々過去にさかのぼって読みたくなりますが、楽天マガジンはお気に入りに登録しておけば起動したときに自動的にダウンロードしてくれて、ダウンロード済みの雑誌はデータを削除しなければ、契約し続けている限り購読ができます。
その代わりずっと契約し続ける必要がありますが、惰性で雑誌を購入し続けることや、保管場所のコストを考えれば、固定費の削減効果は大きいですね。
10年20年先を考えて
楽天マガジンのサービス提供停止になった時のリスクは大きいですが、AV機器の流行り廃りは速いですし、そこまで重要な情報があるわけでもないのでなかったらなかったで困らないでしょう。
何より年を重ねて体が動かなくなることを考えると、重い紙雑誌は早々に処分しておかないといけませんからね。雑誌をこれ以上増やさないためにも割り切って年額プランで契約することにしました。動画配信サービスも普及して、いつでも映画やアニメも見ることができるようになってしまいましたし、見終えてしまったBlu-rayソフトも体が動くうちに処分していかないといけませんね。
Her-
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