お勉強の続き、NetAudio誌バックナンバー
NetAudio誌はお勉強のために前月もVol.30を購入しましたが、これはその1つ前のバックナンバーVol.29です。
個人的には私の主戦場でもある分野なので興味深いですが、技術的なことがあまりなくて、初期の頃にはあった接続の仕方や仕組みなどの話題がなくなって、ネットワークやUSBに特化したカタログ的になってきた印象を受けます。
新しいサービスの解説などは充実していて、それはそれで役に立ちますし、初心者向けの情報については役目を終えたといえるかもしれませんが、もう少し技術的な側面は欲しい所です。
雑誌全体
一般的な雑誌の購読者が求めるものは正直私にはわかりませんが、理系の人間からすると、根拠と展望の2つの要素を充実させてほしいです。
音が良いという理由を説明する際に、もちろん解説はありますが、それを客観的に説明できる根拠が薄かったりします。データなり理論であったり、メーカーは当然持っていますから、出版社の力を生かして客観的根拠、客観的データのようなものを出してもらって、深堀の要素が欲しいというのが1つ。
CESやHIGH ENDのようなイベントで新製品や今後の動向などは垣間見えますが、それは1つ1つの製品の話でしかなかったり、断片的な情報だったりするので、新製品が出る予告のようなものではなく、最先端では何が起こっているのかとか、業界が2~3年後、5年後にどうなっていこうとしているのか、麻倉先生の得意分野な気がしますが、一歩踏み込んだ展望の情報や先取り感が欲しいなと思います。
例えば…
例えば、先日話題にしましたLUMIN ネットワークオーディオプレーヤー X1とSOtM スイッチングハブ sNH-10Gの件ですが、光ファイバーケーブルを前提としたSFPポートを搭載したものが発表されました。
メーカーは当然そちらに音質的メリットがあると考えているから搭載しているわけですが、「なぜ音が良いの?」と言う点は元ネタとなっている記事に記述はありません。
プロジェクタとスクリーンでもない、大画面テレビでもない、第3の大画面ディスプレイの可能性とか、4K UrtraHD Blu-rayの次の規格の動向とか、VR業界や市場の将来の展望とか、まだ断片的なことしか見えていないことをまとめて、「こんな未来が来るぞ!」というワクワクするような期待感を抱かせるようなものが読みたいですね。
Her-
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