しかし最近この調光機能のついた照明システムにとっては、調達コストの上がる時代の流れというか、世の中がLED電球へシフトしてきて、今後白熱電球の調達が難しくなる傾向にあります。まだ白熱電球は手に入るので、すぐに困るということはありませんが、将来を見据えて調光機能付のLED電球の使用を検討しなくてはいけません。
白熱電球とLED電球の寿命とノイズ
白熱電球の寿命は一般的に1500hくらいに設定されていますが、LED電球は短いもので15000~20000h、長いものだと40000hほどに設定されているので、理論上10倍高価でも同等のコストパフォーマンスということにはなります。ですがLED電球が本当に数万時間故障せずに使えるのだろうか?という不安はありますね。
またLEDは白熱電球とは違ってスイッチング電源が使われるので、高周波ノイズをたくさん放出するイメージがあります。特にレコーダーやゲーム機などに給電している電源タップの壁コンセントは、部屋の照明などと共用している電源なので、この点は音に悪影響があるのではないかという懸念があります。
そのほか気になる点として、調光機能による調整の幅とLED電球の目に対する負担です。
調光機能によって白熱電球なら仄かな光に調整することが出来ますが、どのくらいの調整の幅があるのか?
そしてLED電球は光の密度が高いので、表面の処理で拡散しても目は痛く感じることがあるので、気になるところではあります。
そういうことは実際に使ってみないとわかりませんので購入して試してみることにしました。
アイリスオーヤマ 調光器対応LED電球 LDA5L-G/D4BK
購入してみるのは、アイリスオーヤマ 調光器対応LED電球 LDA5L-G/D4BK です。ビックカメラグループオリジナルモデルのようですが、5年保証を謳っていることくらいしか違いがわかりません。
商品の特徴
- ビックカメラグループオリジナルだから実現できた高品質・低価格・安心の5年保証
- 光の広がり:広配光
- 全光束:485lm
- 色:電球色
- 口金:E26
- ワット形:40W
- 消費電力:5.3W
- 2017年省エネ目標基準達成:〇
- 定格寿命:約40000時間
- 密閉器具対応:〇
- 調光対応:〇
個人的に目が光に対して敏感な方だと思うので、白く強い光はあまり好きではありません。目に痛いのは嫌なので、出来るだけ広範囲に拡散する広配光タイプ、電球色を選択しました。
シアタールームで使用している20W球と60W球の間の40W球を選択したのは、使ってみると意外と明るく感じたりすることがあるので、フロントとリアのどちらに使うのが適しているか、検討の余地を残しておくためです。
40W球の白熱電球の消費電力は大体36W前後です。それに対してLED電球は5.3Wとなっているので、1/6以下に抑えることが出来ます。東京都ではLED電球への交換キャンペーンが展開されていますが、なるほどこれだけ削減できるのは大きいですよね。
価格を見ても白熱電球の4~5倍程度の価格で購入できて寿命は20倍以上ですから、仕様どおりの性能を発揮できれば、時間当たりのコストはだいぶ下がりますし、おそらく交換するのは、このブログが存続しているわからないくらい先のことでしょう。
実際に試してみてまたレビューできれば良いなと思います。
Her-
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