電圧～赤相の3つの比較～
PS Audio PerfectWave Power Plant 3が1台しかありませんので、同時に計測したものではなく別の週のものなので、外部要因による変動の差はあるかもしれないというのは、最初に断っておきます。
まずは電圧の変動を比較してみましょう。下の図は赤相と推測される3つのコンセント、新設のオーディオ専用コンセント(赤)、2011年4月に設置したコンセント(青色)、部屋の普通のコンセント(水色)の日曜日から土曜日の間1時間ごとにデータを取得して、1週間単位で計測した結果を並べたものです。データは前回までのもと同じで組み合わせを変えただけです。
この3つのコンセントは電圧も100Vを切ることなく安定していますが、以前の比較に比べると電圧の上下のタイミングはこちらの方が似ているかなと思いますが、相関関係があるといえるほど近似性は見られません。
同じ相ということは根元では同じ電線で接続されているので、本来であれば電圧はほぼ一致するはずですが、平日の日中帯にシアタールームの2つのコンセントは電圧が大きく落ちて深い谷ができているのに対して、オーディオルームのコンセントは高い数値を維持しています。
各コンセントの電圧を1週間の平均を算出してみると以下の通りです。
- 新設のオーディオ専用コンセント(赤)：平均102.63V
- 2011年4月に設置したコンセント(青色)：平均102.45V
- 部屋の普通のコンセント(水色)：平均102.26V
いずれも平均値としては102V以上と高い電圧を示していることからも相関関係はありそうですが、図から見てわかる電圧の上下が少ないオーディオルームの専用コンセントは、他のコンセントより平均値も高いことがわかります。
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