ノイズ発生器にノイズフィルタ
iFi-Audio iPurifier ACはGreenwave Broadband EMI Meterでノイズ量を計測すると、接続した途端に計測値が跳ね上がり、ザックリとした傾向としてノイズが少ない時の方がかえって検知するノイズの値が大きくなるということが分かりました。
iFi-Audio iPurifier ACを計測してみたい(2)噂どおりのノイズ計測結果※動画付
反比例する計測値 以前からアクティブ型ノイズキャンセラーとして有名なiFi-Audio iPurifier ACを最近入手したばかりのGreenwave Broadband EMI Meterで測定してみたいと思っていたところに手ごろな価格...
正直、ここまでひどい計測結果が出るとは思っていなかったので、それなりに驚きましたが、どうもノイズが多い環境の方が小さい値が計測される傾向があるような気がしています。
最もサンプル数が少ないので仮説の域を出ませんけどね。
誤検知ならいいけど
iPurifier ACはアクティブ型ということなので、ノイズの変動を検知するために何かしらの信号を出しているのだと推測しますが、それにしてもBroadband EMI Meterで検知される値が蛍光灯(1300mv以上)や冷蔵庫(1700mv弱)以上に大きいのには驚きます。
iPurifier ACが出している信号がノイズではないのなら、計測器で計測してノイズと判定されてしまうのは問題ではありますが、iPurifier ACが出している信号が誤検知されているのだとしたらどうでしょうか?
iPurifier ACがノイズを出しているというのなら、ノイズフィルタを通せばそのノイズは削減できるはずですよね?
コメント
今回の計測ですが、メーカーの主張では100KHZから100MHZの範囲でノイズ低減効果が出るように作ったとあります。
簡単に言うと高周波ノイズですね。
ここを測定していないので効果があるかどうかは今回の計測ではわからないと思います。
測定するなら高周波ノイズで測定するべきと思います。
発熱によるリコールに関しては行うべきだったというのは私も感じてはいますが、それとは別に今回の測定ではこの製品が効果が無いという証明にはならないと思っています。
うつみくんさん、コメントありがとうございます。
私も本当にノイズ出しているのかな?と思ったので自分の目で確認してみたくて試してみました。
Broadband EMI Meterの計測範囲は3kHz~10MHzですからメーカーの主張(100kHz~100MHz)の一部は範囲に入っています。
この計測結果からわかるのは、計測範囲にiPurifier ACが何らかの信号を出していて、それを測定器もノイズフィルタもノイズと判定しているということです。
音への効果の有無については何ともいえませんが、測定器の値を信じるも良し。測定器よりも自分自身の感覚を信じるも良しです。
ユーザーが目と耳で得た情報から判断すればいいことなので自己責任でよろしいと思います。
大分前に別の方のブログでわざとノイズを作ってiPurifier ACをオシロで見てみたら波形が滑らかになったようです。
つまり、こいつはノイズを発生させて整形させる様ですね。
聴き心地を良くさせようとしているようです
青フォレさん、コメントありがとうございます。
何に基準を置いてノイズと定義するか、その違いがあるのでしょうね。
私の場合はGreenwave Dirty Electricity Filterとは相反する効果となりますので使うことはないと思いますが、単体利用なら聴き心地がよく聞こえる場合もあるのでしょうね。