気になるポイント
いくつか気になるポイントを見ていきましょう。
ノイズキャンセル
このiPurifier ACを使うなら、アクティブ・ノイズ・キャンセレーション機能に注目しない人はいないと思いますが、iPurifier DC同様にノイズとなる波形を検出して、反対波形となる信号をぶつけて、綺麗な電流波形を取り出すことが出来るノイズキャンセル機能を搭載しています。
iPurifier DCと異なるのが、iPurifier DCは使用する機器に対してのみ限定して効果が発揮されるのに対し、iPurifier ACは並列型ノイズキャンセラーであるため、その効果範囲が広いという点が特徴といえます。良い方向に出たときにはシステム全体へ好影響をもたらし、悪い方向に出たときにはその原因の特定が難しいという、メリットとデメリットが存在します。
アースと極性の確認
個人的に試してみたいと注目している機能は、アースと極性の検出を行う機能です。
壁コンセントは壁の中の配線を実際どうなっているのか、コンセントなどをはずしてみないとわかりませんし、電源タップもアース線が接続されているのかいないのかはあけてみないとわかりません。既製品の電源ケーブルなども分解するのには勇気が要ります。
壁の中の電源環境を覗くのは素人には手を出しにくい範囲ですが、そんな確認を手軽に出来る機能がiPurifier ACには搭載されています。私も自分が想定しているアースの接続状況や工事の際の極性の確認などは可能な範囲でしていますが、細かいチェックまでは手が及びません。今回はiPurifier ACを使っていろいろ調べてみたいと思っています。
電圧サージ防止機能
そして、高額なAV機器を使用している人にとって、その大切な機器たちを保護してくれる機能が電圧サージ防止機能です。急な夕立ちや台風のようなものがやってくると、心配になるのは雷などによる過電流による機器の故障です。
市販品には雷による過電流から家電製品を保護する機能をもったアイテムとして雷ガードと呼ばれるコンセントを保護するものや、アンテナ線やLAN経由からの過電流を防止するアイテムがあります。
しかし、オーディオ用ではないので音質などに配慮はされていません。オーディオで使うことを想定されたアクセサリとしてサージ防止機能が搭載されているのはとても心強いです。
iPurifier DCでその効果も実感していますし、並列型ノイズキャンセラーがどれほど効果があるのか、実際に試してみたいと思いますが、私のシステムのチェックを兼ねて、アースと極性の確認をいろいろしてみたいと思います。仮想アースに対してどう反応するのかも試してみる予定です。まずは届いたiPurifier ACを確認してみましょう。
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