計測(4)テレビ/レコーダー類の壁コンセント
次はテレビの接続されている壁コンセントオヤイデ R1 Belilium+WPC-Zですね。この壁コンセントは上流にレコーダー類やスイッチングハブが接続されている壁コンセントTHE J-1 PROJECT JPCK2-15R+J1CK15UL+POBK-1があり、その壁コンセントは元々部屋の普通の壁コンセントだったものを壁コンセントだけ交換したものです。
この壁コンセントは電気を点けた状態で457mv、電気を消すと293mvという結果になりました。同じ部屋の通常の壁コンセントは400mv程度ですから、上流の機器が発しているノイズが乗ったり、アンテナ線やLANケーブルも近くを通っていますので、その影響は少なからずあるかも知れません。
4K/HDRテレビSONY BRAVIA KJ-75Z9Dで使っている壁コンセントですので、KJ-75Z9Dを接続して計測を続けて電源を入れたり落としたりしてみましたが、意外にも数値に変化はありませんでした。ノイズ多そうに見えるのになぁ?
計測(5)旧オーディオ専用壁コンセント
東側にある建築当初に作った最初のオーディオ専用壁コンセントも470mv前後と、部屋の壁コンセントより悪い数値であることから、オーディオ向けとしてはあまり良い数値とはいえないようです。
ついでにエアコン用も測ってみましょう。
計測(6)エアコン向け壁コンセント
一般的にノイズが少ない独立壁コンセントとして、オーディオ用に流用される方の多いエアコン向けの壁コンセントが東側にありますが、580~700mvと他の壁コントと比べても高い数値を検知し、あまりいい数値ではありませんでした。ちなみに電気を消しても数値に変動はほとんどありません。
同じ部屋の通常の壁コンセントは300mv台ですから、エアコン向け壁コンセントがノイズが少なくていいとは限らないということですね。壁を電源ケーブルを這ったり、長い電源ケーブルを用意したりする手間もかかりますし、我慢せずにエアコンを使いましょう。
コメント
なるほどよくわかりました。
電源工事をやるにしても対策対応が分かりやすくて良いよね。
後、トイレと冷蔵庫とこたつ?も計ってみると良いと思いますよ。
(ノイズ対策をした方がいいよ~。(笑))
青フォレさん、コメントありがとうございます。
こうして計測器を使って数値化できるとわかりやすいですし、どう電源環境の改善していけばいいか指針にはなりますね。
幹線分岐電源工事をすればもう少し数値が下がる可能性もありますが、我が家の場合は費用対効果は低いかもしれません。
コタツは使っていませんが一応ノイズを出しそうな各家電にはPanasonicのPLCノイズフィルタなどを取り付けてあります。