オーディオ電源工事の変遷
まずは工事前の状況がどういった環境だったのかを軽く触れておきましょう。
シアタールームの電源環境の工事
現在の家は2007年に建て直しており、一般的な電気工事の範囲内で、屋根裏部屋をシアタールームにすることを前提として、安全ブレーカー(子ブレーカー)を1つ独占する形でコンセントを用意してありました。
2011年オーディオ電源工事
しかし音の反射が気になり部屋のレイアウトを長辺、つまり横長の使い方から、短辺である縦長の使い方に変更することになり、従来のコンセントから5~6mの長い電源ケーブルを引き回すことにストレスを感じていたことから、2011年4月末に新たに安全ブレーカー(子ブレーカー)を1つ独占するコンセントをシアターシステム専用とプロジェクタ専用で用意することにしました。
壁内配線にはオヤイデ電気 EE/F-S 2.0に、同社のR-1 Belliumやthe j-1 projectのコンセントなどを設置するオーディオ専用電源工事を行っています。
この時の工事は詳しい内訳などの資料は残っていませんが、以下のようなものでした。
- 廊下のライトの取り付け
- プロジェクタ向け天井補強
- 天井配管とHDMIケーブル敷設
- 床下配管の設置とスピーカーケーブルの敷設
- オーディオ専用電源ケーブルの壁内配線とコンセントの取り付け
- アンテナ配線(純銀)とLANケーブル配線
シアタールーム向けの電源コードとコンセント交換だけなら3~5万円くらいの範囲で、むしろ自前で用意した上記のコンセントや電源ケーブルなどの部材の方が高くついて、合計で30万円弱くらいはかかったかもしれません。
この工事を行った後の当時の感想を振り返ってみると、「つながりの良い滑らかな音に変化した一方で、特徴のないつまらない音に聞こえたこともあった…」と記してありました。我が家を訪れた友人も当時音が大人しくなったと言っていましたね。
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