PC-TripleCの電源ケーブル
先日、ネットワークオーディオプレーヤーMarantz NA-11S1にACOUSTIC REVIVE POWER REFERENCE-TripleC(初期型)を使ってみた結果、電源ケーブルでもPC-TripleCのダイナミックレンジが広さ、音の立ち上がりや引きの良さ、滑らかさなどを感じることができました。
このケーブルは上流機器に使った方が効果が高いと勧められ、NA-11S1に使用しましたが、ワイドレンジ、音の反応の良さ、滑らかさは魅力的なので、基幹部分にも導入してみたいという気持ちになります。
しかしPOWER REFERENCE-TripleCは50mの延長で95,000円(税別)という価格設定がされた高価なケーブルですから、おいそれと何本も導入できるものではありません。
より線より単線が好き
今市販されている完成品の電源ケーブルはほぼより線で、PSE法の改正によって単線の電源ケーブルは市販されなくなりました。私はAV機器の電源ケーブルにはノイズに強い単線を好んで使っています。我が家には大きく分けて2種類の単線電源ケーブルがあります。
- 海外で販売されている市販品
- 内部配線用ケーブルにプラグをつけた、いわゆる自作品
1の「海外で販売されている市販品」とはAudioQuest NRG-5のことですが、これは伝手を頼って入手した完成品のケーブルなので、もう入手ができません。これは主に電源タップやコンセントからシアタールームの主要機器(アンプやプレーヤー)に接続するために使われています。
2の「いわゆる自作品」はシアタールームの配線工事をした際に余ったケーブルと、市販されているプラグを取り付けたものを利用しています。ケーブルはOYAIDE EE/F-S 2.0でPCOCC-Aの単線ケーブルに、OYAIDE C-004/P-004、C-037/P-037、C-029/P-029をプラグとして使っているケーブル(コード)です。
こちらはコンセントから電源タップへ接続するために使っています。コンセントからタップまでの距離が短いので、短く作られていて約50~60cmほどの長さになっています。1本はプロジェクタ用だったので30cmというものもあります。
プロジェクタから大画面テレビへの移行
このブログを始める前、4Kに対応するにあたり、シアタールームのメインディスプレイを70型以上の4Kテレビにすることになりました。
ゲームなど長時間使うことが多く、暗くして使わざるを得ないプロジェクタでは目への負担が大きいなどの理由があったのですが、SONY BRAVIA KJ-75X9400Cを導入した際にテレビ背面の各端子への接続のために、テレビ背面のレイアウトを左右入れ替えなくてはなりませんでした。
この影響で自作電源ケーブルから電源タップまでの距離が延び、かなりぎりぎりで接続されていて、ケーブル類の入れ替えなどを行っているとたまに電源ケーブルが抜けてしまうことがあるなど問題を抱えていました。
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