試聴曲
試聴に使う曲はDVD-Audioの以下の曲です。
「Diana Krall – When I Look In Your Eyes」から「Let’s Fall In Love」
普段からハイレゾ96KHz/24bitのFLACファイルで再生している曲なので、プレーヤーやケーブルの変更によって生じる差は感じ取りやすいはずです。違いが把握しやすいようにDVD-Audioの再生もステレオで試聴します。
比較試聴
さて標準ケーブルとAudioQuest NRG-X3にはどのような差があるのでしょうか?
DVD-A1XVA標準電源ケーブル
まずはDENON DVD-A1XVAを標準の電源ケーブルで聞いた印象から。
普段よく聞くMarantz NA-11S1とIODATA RockDisk for audioの組み合わせのネットワークオーディオの音と比べると、透明感は後退しますが、温かみのあるゆとりある音で、中域の厚みがあり、全体的に音が前に出てくるようなイメージがあります。悪く言えば解像感がイマイチで音にまとまった感じがあります。このレベルならわざわざディスクを交換しながら聞きたいとまでは思いません。
AudioQuest NRG-X3
次にAudioQuest NRG-X3に交換し新品を取り付けてすぐの音ですが、音全体から清涼感を感じます。透明感があり空間に音が広がっていく印象で、ピアノの高音美しく艶が出ます。
標準ケーブルでは前に出てきていた音の位置がスピーカーの面にあうイメージになり、高音の出がよくなったからなのか、ボーカルの位置が少し(5cm~10cm)持ち上がります。
低音側にはそれほど大きな変化は見られませんが、高音側、透明感などが出るケーブルかなと思います。
もう少し良い音にしたい…
AudioQuest NRG-X3は実質価格8000円程度の電源ケーブルですが、標準ケーブルから交換する意味はあると思います。
もう少しエージングが進めば音も柔らなくなるのではないかと思いますが、ただ、個人的にはこの音ではまだ不満が残るので、次回はさらにAudioQuest NRG-X3を本命の単線ケーブルへ変更してみる予定です。
Her-
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