まさか手放すことになるとは…
Panasonic DMP-UB900を導入して以降、活躍場を失っていたDENON DVD-A1UDについて、死蔵品の処分の記事で、手放すか迷っていると書いたあと、引取りのオファーがあり、迷った挙句手放すことになりました。今は中央を陣取って元気に活躍しているようです。
手放すことを迷っていた理由は、SACDプレーヤーとして、特にマルチチャンネルSACDプレーヤーとして、確保しておきたいという気持ちからでした。
SACDプレーヤーは必要なのか?
音楽はネットワークオーディオプレーヤーを中心に聞いていて、CDなどは再生することはもはやありませんが、リッピングのできないSACDについては専用再生機で再生する他ありません。しかしネットワークオーディオの再生に慣れてしまうと、SACDがいくら音質が良かったとしても再生の手間が面倒でほとんど聞かなくなってしまったのが実態としてあります。
私の所有しているSACDはちゃんと数えたことはありませんが、おそらく20枚前後だと思います。その中でも聞くのは数枚がいいところで、その一部は別途ダウンロードしたハイレゾ音源としてNASの中にも保存されているので、ほとんど必要ありません。
動作確認以外でSACDを再生したのはおそらく、初のネットワークオーディオプレーヤーとして導入したMarantz NA7004を導入した頃にさかのぼるので、2010年頃だと思います。
つまり6年間動作確認以外で再生すらしていない、もはや必要がないといっても良いでしょう。SACDがハイレゾ音源に比べて音が良いのかといわれると、一度PCMなどに変換しているものなども多いので微妙です。
ハイレゾとネットワーク経由の再生が当たり前になった今ではもう不便で互換性もなく、未来の展望も描けないSACDの時代は終わったのかもしれません。
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