ふと思いついたので寄り道を
前もって書きますが、思い付きで大して意味もない話題です。以前シアタールームの簡易的なノイズチェックを行うために、壁コンセントにPS Audio Noise Harvesterを接続してみたところ、定期的に点滅することがわかりました。
何がノイズ源なのかとその発生源を探してみると、どうやら調光器の光の度合いでその点滅の様子が変わることがわかり、調光器を最大限明るくしているときがNoise Harvesterの点滅が一番少なく、徐々に明るさを落としていくにつれて、Noise Harvesterの点滅が激しくなり、完全に消してしまうと、点滅がなくなります。
少なくともNoise Harvesterが検知できる範囲においては、調光器以外ノイズ源として検知されるものはないようです。調光器を使うとノイズが発生することから、サイリスタによる調光だと推測します。
調光ノイズ
サイリスタであれば、頻繁にスイッチのオンオフを行うことでノイズを発生するスイッチング電源のようにノイズを発し、それによって波形に大きな歪みが生じるのではないかと、PS Audio Power Plant Premierを使って電気をつけた時の消したときの歪み率を観察してみましたが、有意な差はありませんでした。
むしろNoise Harvesterの点滅が激しくなる、わずかに点灯しているときの方が歪みは少ない数値を表示します。
気休めにフェライトコア
波形を視覚化できる機器で観察できればもっとわかりやすいですが、手元にそう言った機器はありませんので、ダメ元でふと目についたフェライトコアを調光器の根元に接続してみようと思い立ちました。本来フェライトコアは高周波ノイズ対策として用いられるものなので、さほど効果があるとは思っていませんが、1つ気になることがあったので。
いつ買ったかももう覚えていませんが…。
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