レビュー:AVC-X8500H単体のUHDBDによる試聴
ここからは4K UrtraHD Blu-rayソフトの視聴になりますが、オブジェクトオーディオによる音場感が出てくるかに焦点を当てます。
スターウォーズ/最後のジェダイでは、冒頭に脱出する非空挺の中を抜けていくシーンでは前後へ抜けていく音に、頭上のスピーカーが効いてDolbyAtmos感が良く出ていたと思います。
余談ですが、普段使っているSONY BRAVIA Z9Dシリーズでの印象に比べて、星の数が少なく感じましたね。その分印象として解像度が低く感じられました。プロジェクタは優秀だと思いますが、黒の表現はHDRになるとなおさら難しく感じます。
グラディエーターでは、4K/HDRなので全体的な画調はBlu-rayソフトより暗く感じましたが、剣や鎧などの金属の鈍い光の加減などは、18年前の映画にしては良く表現されていたと思います。
DTS:Xによるサラウンドでしたが、ぶつかり合う硬質な衝撃音に、その後に起こる共振したキーンとした音の分離感が優れているのはもちろん、コロセウムの歓声がコロセウムの会場の形を想起させるように高いところから包まれるような感覚がありました。
グレイテスト・ショーマンでは、冒頭の多人数による足踏みのシーンで、制動の利いた低音は迫力満点で、Marantz AV8805にPOA-A1HD×2台の組み合わせで聞いた試聴会のときほどではありませんでしたが、低音で部屋の床が揺れるほどしっかり出ていました。バイアンプ駆動ならもっとすごかったでしょう。
ブレードランナーでは、冒頭の低音がドンと出て、ふわぁっと空間へ広がっていく様子は、トップスピーカーが効いていて、空間が大きく広がって頭上まで包まれる感じが心地よかったですし、空撮しながら吹き上がる炎が頭上で広がる様子も良く確認できました。冒頭のこの映像は古い映像とは思えないほど綺麗でしたね。音のリファレンスソフトになりそうです。
それでは総括に入りましょうか。
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