長尾製作所 D2052制振合金ワッシャー SS-NWD2052
大同特殊鋼(株)が開発したスターサイレントと言う素材を使用した長尾製作所 D2052制振合金ワッシャー SS-NWD2052です。
まずはそのD2052制振合金ワッシャーの特長をっ販売元のHP(https://www.shinwa-sangyo.co.jp/products/silent/ss-nwd2052)から引用してみて見ましょう。
特長
高性能制振合金ワッシャー
自動車メーカーやオーディオメーカーに認められ採用実績のある、優れた制振性能と強度を併せ持つ最高の制振合金です。ファンや電源と筐体の間に挟みこむ事によって振動を防ぎます。微振動も吸収しますので、金属疲労を軽減し、ネジのゆるみ止め効果もあります。
画期的制振合金「スターサイレント」
使用素材スターサイレントは、物質・材料研究機構(旧 金属材料技術研究所)によって開発された制振合金をベースに、大同特殊鋼(株)が独自の改良を加え、コスト面や汎用性をさらに向上させた制振合金です。
日本国内一貫生産!!
設計から素材・生産まで日本国内で行われた、こだわりの一品です。
「スターサイレント」は大同特殊鋼(株)の登録商標です。
注意
・ 本製品は輸出規制対象品目に該当するため、輸出することは禁止されております。
・ 焼鈍品(真空熱処理加工)のため、表面にざらつき(粉ふき)・焼きむらが生じてしまう場合がございますが、素材固有の特性につき仕様とさせて頂きます。
仕様
対応ネジ | M3(ミリネジ)、#6-32(インチネジ) |
材質 | 大同特殊鋼(株)製 「D2052:スターサイレント」 |
磁性 | 非磁性 |
寸法 | 外径:Φ8.4mm 内径:Φ3.6mm 厚さ:1.0mm |
数量 | 8個入り |
このワッシャーに使われている素材、制振合金D2052 スターサイレントは、物体の振動エネルギーを熱エネルギーに変換することで、振動を吸収(小さく)する特殊材料で、振動を吸収すること起こるノイズを低減することができるため、オーディオ製品などにも採用されているそうです。非磁性体というのも良いですね。
「スターサイレント」でYoutubeを検索すると紹介動画が出てきますが、金属加工時のビビリ音や加工した表面のざらつきが、かなり低減されているのがわかるので、パーツとしては少々高価ではありますが、振動対策としてはかなり効果がありそうに思えます。
残念ながら大同特殊鋼(株)にて製造が終了したようで、それに伴い(有)長尾製作所でも在庫がなくなり次第販売終了と言うことで、その内購入できなくなりそうですが、試してみてよければ追加購入しておこうかなと思っています。
Her-
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コメント
Herさん、おはようございます。
私も色んな所でD2052使用しております。
HDDのような振動発生体に使うもの効果的ですが、案外基盤の止めネジなんかに使うとオッ!となりますよ(^-^)
D2052は製造終了みたいですが、同じM2052はまたある?みたいですよ。
おいけさん、コメントありがとうございます。
実はこのパーツ、調達したときは別の用途に使おうと思っていたんですが、振動源に使うのが効果が分かりやすいだろうと思って、DELAに先に試してみることにしました。効果が分かれば別の場所にも使ってみようと思っています。
おいけさんの日記も拝見してますので、参考にさせていただきます。