複数装着したときの効果
単純にノイズを除去するという意味では、効果の種類が同じものを重ねても、重ねれば重ねるほど単体の変化の度合いは小さく(1つ目>2つ目>3つ目…)なりますし、やりすぎれば信号の波形にも影響するかもしれません。
振動を抑制する効果も、やりすぎると音が死んでいくことがあるので、何でもかんでもなくせばいいというものでもありません。
外来ノイズからの端子を保護することには問題はないと思いますが、特に出力端子において内部反射によってノイズの逃げ道がなくなることで音に影響する可能性はありそうです。
では、それぞれの空きポートに、複数のターミネータを重ねてみるとどのような効果があるのか?気になるところです。
以前、Urtra HD Blu-rayプレーヤーPanasonic DMP-UB900に両方を試したことがありますが、そのときは単体での効果はDELAほど大きくはありませんでした。
手元にあるRUT-1やRLT-1は限られていますが、まずはDMP-UB900に搭載されていたRUT-1とRLT-1を使って試してみることにします。
システムの概要
システムの概要は以下の通りです。
- AVプリアンプ:Marantz AV8802A
- マルチチャンネルパワーアンプ:DENON POA-A1HD
- フロントスピーカー:DALI Helicon 800(Pair)
- ネットワークオーディオプレーヤー:Marantz NA-11S1
- スイッチングハブ:PLANEX FX-08mini
- 光メディアコンバータ:アライドテレシス LMC102
- NAS:DELAモニター評価機
ネットワーク機器では、スイッチングハブには仮想アースKOJO TECHNOLOGY ForcebarEPが接続されていて、スイッチングハブや光メディアコンバータの電力はACOUSTIC REVIVE バッテリリファレンス電源RBR-1からそれぞれ供給されています。
試聴曲
試聴曲はいつものとおり、以下のような曲を聴いてきます。
image ※FLAC 44.1kHz/16bit
Boyz II Men – Evolution ※FLAC 44.1kHz/16bit
Diana Krall – When I Look in Your Eyes ※FLAC 96kHz/24bit
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