AMP機能無効化～Cocoonをバージョンアップ後AMPエラーが大量検知～

AMPエラーの悪夢再び

それから数日後、またGoogle先生から怒られることになるとは予想していませんでしたが、またGoogle Search Consoleからエラーが検知されたと通知がありました。その数771件とこの時点で公開されている記事の半分以上について問題があるというのです。

2019年11月の初めにも1000件を超えるエラーを検知して、その対策に追われたのは記憶に新しいですが…。

サイトリニューアルでAMPエラーを吐きまくり…「JavaScriptを縮小化する」機能のオフ

2/3のページでエラー先日、Wordpressのテーマを3年以上使ってきたSimplicity2からCocoonへ移行し、サイトリニューアルを行い、最新のトレンドに対応したことによるサイトの高速化とSEO対策の改善を図りました。しかし高...

中身を確認すると1つは「タグ「amp-iframe」の属性「src」の URL プロトコルが無効です。」というエラー、こちらは以前にも同じ指摘を受けたことがあるので再発となります。

もう1つは「AMP HTML タグにレイアウト属性がありません。」というエラーですね。こちらも初検知は11/3ですから再発になります。

また1000件を超えるようなエラーになる可能性がありますし、他のエラーも検知され次第同じように大量のエラーとなって通知されるでしょうけど、こういうエラーに対処する必要があるのが、自営ブログのデメリットです。

原因はAMP機能と縮小化機能の不整合？

前回同様Cocoonのテーマに実装されている縮小機能とプラグインなどの間で相性の悪さが出ているんだと思います。しかし主たる原因はAMP(Accelerated Mobile Pages)というモバイル向けの高速化機能が縮小機能によって崩れることのようです。

私も詳しくはわかりませんが、AMPにはモバイル機器で高速に表示するために「JavaScript は利用不可」とか、「CSSのサイズの制限(50KB)」とか、の様々な制限があります。今回のようにエラーが多発するようでは、必ずしも本ブログがAMP機能を提供することでユーザーに利便性を提供できているか怪しいのが現状です。

Cocoonは元々モバイルフレンドリーに設計されたテーマですから、デフォルトではAMP機能は有効になっていません。つまりAMP機能を有効にしなくてもモバイルに最適化されているため、AMP機能の有効化による実質的なメリットは大きくないでしょう。