B&W 684の特長
ちょうど私がDALI Helicon 800を購入した翌年、2007年8月に発売されたモデルですから、もう10年以上前のモデルですね。
- 2007年8月発売
- 82,000(税抜)/1本
- ビジュアルグランプリ2008 ≪ホームシアター大賞≫受賞モデル
オールラウンド・プレーヤー
684は、落ち着いたサウンドとフラットな帯域バランスを持ったオールラウンド・プレーヤーです。684は、様々なジャンルの音楽やサラウンド・サウンドを、B&Wの正統的モニター・サウンドで描き出すことを可能にしました。
Nautilusチューブローデッド・アルミニウム・ドーム・トゥイーター
B&Wのハイエンド・シリーズでも採用されている、「血統書付き」のNautilusチューブローデッド・アルミニウム・ドーム・トゥイーター。チューブ・ローディング設計が、ドーム背後の不要な音の放射を吸収し、ドーム型のアルミ・ダイアフラムはボイスコイルと強固に接着され、人間の可聴域の上限を超える精度の高域特性を実現しました。
コーン背後からの不要な反響を低減
ベース/ミッドレンジ・ユニットは、今回更にリファインされた、B&W独自の黄色いウォーブン・ケブラーコーンで、一般に使用される単一素材コーンで発生していた定在波歪を消滅させ、一方、軽量で開放的なシャーシは、コーン背後からの不要な反響を低減します。
見た目は優等生だが特徴もない
現在は仕様が大きく変わった600シリーズが出ていて、コーン素材がContinuumコーンに変わってしまったこともあり、見た目の印象も大きく変わっていますが、私の中ではBower & Wilkinsのスピーカーは黄色いケブラーコーンのイメージが強いですね。しかしサランネットをかけてしまうと、一見無個性な姿になるので、あまり存在感を主張するスピーカーではありません。
本格的にオーディオ機器の導入を検討し始めた当時のBower & Wilkinsのスピーカーを店頭で聴くと、特に高音が鈍くて切れがない印象が強く、購入に踏み切れませんでした。最近のBower & Wilkinsは高解像度な音に変化しているように個人的には感じています。
仕様
そして仕様は以下のとおりです。
仕上げ | ウェンジ |
---|---|
構成 | 2.5ウェイ・バスレフ型 Φ25mm アルミ・ドーム・トゥイーター×1 Φ165mm ウォーブン・ケブラーコーン・ベース/ミッドレンジ×1 Φ165mm ウォーブン・ケブラーコーン・ベース×1 |
再生周波数帯域 | 34Hz~50kHz(-6dB) |
出力音圧レベル | 90dB spl (2.83V、1m) |
公称インピーダンス | 8Ω(最低3.0Ω) |
クロスオーバー周波数 | 150Hz、4kHz |
外形寸法 | H910×W198×D300mm ※高さにはプリンスとスパイクは含まない |
質量 | 18.2kg |
バスレフポートは2つ
上位のBower & Wilkins 683は3Wayに対して、684は2.5Wayという表現を使っていて各ウーファーが受け持つ帯域が異なる構成を採用しているために微妙な表現になっています。
684は背面と前面に一つずつバスレフポートを配置した特徴的な構造になっていて、ウーファーユニットの上が背面、下が前面のバスレフに抜けているため、付属のバスレフポートを塞いで低音をコントロールするためのスポンジ(ダクトプラグ)で中低音をコントロールすることができるのが特徴的ですね。
それほど長く使うつもりもなく、期待度もさほど高くもなく軽い気持ちで入手したので、いずれはもっとSigniaure 805のようなグレードの高いスピーカーに移行していきたいですが、Bower & Wilkinsのスピーカーが自宅でどう鳴るのか確認してみたいと思います。
付属品は多分付いていないと思いますし、訳あり品ということでかなり安かったんですが、届くまでに少々時間がかかるようですので、どんな難物が届くのか、ゆっくり待つことにします。
Her-
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