以前もHDMI接続では不具合が発生しています。
過去の問題と今回の問題
私はHDMIの認証などには詳しくないので、はっきりしたことはわからないんですが、HDMIの映像音声分離出力というのは、規格としてはイレギュラーな接続方法で、テレビやプレーヤから見て2つのHDMI端子に同じ機器が接続されている状態になると、機器がパニックを起こして、フリーズしてしまうのではないかと推測しています。
少し話はそれますが、過去のDVD-A1UDでもHDMI拡張フォーマットで動作不具合を起こして記事に書いたことがありました。
KJ-75X9400CのHDMIを拡張モードに設定していると
と接続しているときには音が出るのに、
と接続すると音が出なくなるという不具合がありました。
と接続しているときにも同様に音声が出力されない不具合が発生します。
KJ-75X9400CはHDMI端子からHDR映像を入力するときには、「拡張フォーマット」を選択する必要がありますが、我が家の機器の中でDVD-A1UDだけは「拡張フォーマット」を選択していると音声部分の認証が正常にできません。
このときの動作と今回の動作を見ているとAV8802AはプレーヤとテレビがHDMIで接続する際にAV8802Aを通り越して、テレビとプレーヤの間で認証を行っているように見受けられます。(あくまで動作から見える推測です。)
一度の映像と音声が同一の端子で認証される、つまりAV8802A経由でKJ-75X9400CとDMP-UB900で映像と音声の認証を行うと、直接接続のKJ-75X9400CとDMP-UB900では同時に認証することができずに、パニックを起こしてフリーズしているように見えます。
それはKJ-75X9400CとDMP-UB900で両方で起こっていて、KJ-75X9400Cは完全にフリーズし、DMP-UB900ではフリーズこそしませんが、不具合を起こした状態を保持していて、KJ-75X9400Cが再起動しても受け付けません。
こういうループができた状態で切り替える動作は、おそらく想定された動作ではないので、不具合を起こしているのだと思いますが、問題はこれだけではないようです。
テレビにはエラーが蓄積している?
冒頭の話に戻りますが、ここ数日連続してKJ-75X9400Cの再起動が起こっていました。その時に毎日のようにDMP-UB900で映画を見ていたことに気づいたんです。
このときはKJ-75X9400CのHDMI端子を頻繁にHDMI3⇔HDMI4のように変更することはありませんでしたが、普段KJ-75X9400Cは
DMP-UB900で映画を見ているときはHDMI3、
DMR-BZT9000で録画した映像を見るときはHDMI1、
Playstation4でゲームなどをするときはHDMI4を選択しています。
KJ-75X9400CはこのHDMI端子の切り替えで、発生したエラー情報を時限爆弾のように蓄積していて、徐々にCPUやメモリを圧迫していき、時間差でフリーズしてしまうのではないかと推測しています。(すべて推測でしかありませんが…再現性があります。)
私の環境の場合、KJ-75X9400Cがいつも動作不安定なので、わかりやすくフリーズしてくれますが、安定したテレビだとどう動作するのかはわかりません。不具合を抱えたままフリーズはしないけど、動作がおかしいということが起こるのかもしれません。
映像音声分離出力は、画質音質の向上に非常に効果がありますが、HDMIの認証のシステムは理系の私が見ても複雑というか、理解できない動作が多くて困ってしまいます。
そもそもKJ-75X9400Cが不安定すぎるというのが最大の問題ですが、映像音声分離出力機能を使った後は、一度KJ-75X9400Cを再起動して運用するしかなさそうです。
あぁ、また映画を見た後に勝手に再起動…。
Her-
↓↓↓関連記事はこの下にあります、引き続きお楽しみください↓↓↓
コメント