我が家のようにラックの両サイドに壁コンセントが設置されている場合は、電源ケーブルは2m程度ケーブルが必要です。いかに形状を固定しやすい単線のケーブルと言えど、自重に反して床から浮かせることは難しく床を這うことになります。
スピーカーケーブル同様、ここにPCI-3Hを1つ使ってケーブルを浮かせます。
より線の電源ケーブルなら2mの電源ケーブルをインシュレータ1つで床から浮かせることはかなり高く持ち上げないとできないと思いますが、単線ならこの高さで1点支えるだけで可能です。
試聴システム
試聴システムは以下のとおりです。
- スピーカー:DALI Helicon 800
- プリメインアンプ:DENON PMA-SX1
- ネットワークオーディオプレーヤー:LUMIN X1 -Black model-
- NAS:メルコシンクレッツ DELAモニター評価機
電源はPMA-SX1とX1はNSIT-200Qから取り、DELAは別の電源タップAcoustic Revive RTP-4 absoluteから取っています。
瑞々しさ
音全体に言えることですが、音全体に生気が増し、音の濃淡の描き分けが深くなり、特に高音には瑞々しさや潤いのようなものが感じられます。バイオリンの音がよりふくよかで色気を感じさせ、官能的な演奏には感情移入が強くなります。ボーカルの位置が少し高くなったような印象も受けますね。
低音に力強さに加えてよりダンピング感にも重量感が感じられ、バスドラムなどのタッチの強弱の質感がより明瞭に感じられますが、少し量感が増えるので、個人的にはもう少し低音を締めて、より芯のしっかりした低音に調整したいところですね。
ケーブルインシュレータは過去にもいくつか使っていますが、こういう瑞々しさというか潤いを感じるような変化はあまり記憶がありません。これでお借りした8つの内5つを使いました。残り3つあります。NASや光メディアコンバータに電力を供給している電源タップの電源ケーブルに使ってみようと思います。
Her-
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