ノイズキャンセラー?
2018年初め頃にiFi-audioの3製品(iPower/iPurifier AC/iPurifier DC)をお借りして試聴したことがありました。その中でも一番違和感を感じた製品がiPurifier ACでした。設置する位置をプレーヤーに近づけていくとギクシャクとした違和感が感じられたのです。
ノイズキャンセラーiFi-Audio iPurifier ACのレンタル(7)試聴~ネットワークオーディオ編~
特性を把握した運用が望ましい 前回の4K UrtraHD Blu-ray Panasonic DMP-UB900が接続された電源タップ Acoustic Revive RTP-2 AbsoluteにiFi-Audio iPurifier A...
当時この製品は、オーディオアクセサリとして評論家はもちろん一般ユーザーの間でも絶賛されていて、違和感を感じると書いたことを批判されたこともありましたが、それから1年ほど経過してある方がノイズ測定器を使って測定をした結果、ノイズ発生器という汚名を着せられることになったようです。
一面からだけでは判断できないけど
物事はある側面から見たときには正しく見えても、別の側面から見れば誤っていたり、真実ではなかったりすることもあります。人間の感覚は機械では計測できないくらい高精度な場合もあれば、逆にかなりいい加減な場合もあります。機械は下記の写真のように誤作動することもあれば、意図した結果にならない場合もあるでしょう。※本来はないオレンジ色に点灯
測定が全て、聴感が全てというわけではなく、測定と感覚はお互いを補完しあうものだと思いますし、どちらかだけを信じるということもありません。
汚名はもう1つ
上記のノイズの問題以外にも、日本の電源環境と夏の暑さによってパーツが加熱してボディ表面が焦げるという事象も発生して、ユーザーの間でもクレームが広がったようですが、メーカーの対応はユーザーが望んだものではなかったようですね。最近はあきらめてしまったのか、その話題もあまり見かけなくなりつつありますね。
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