シアタールーム編
電源のノイズを計測するGreenwave Broadband EMI Meterが到着したので、早速オーディオルームの壁コンセントを中心に仮計測を始めました。
Greenwave Broadband EMI Meterを開梱(1)オーディオルームの仮計測とハプニング(T_T)
オーディオルーム編とフラグ 以前から電源内のノイズを相対的に比較できる測定ツールがあればいいなと思っていましたが、先日海外とのやり取りなどの厄介さから躊躇していたGreenwave Broadband EMI Meterを思い切って海外の直...
オーディオ機器を接続している壁コンセントの計測結果は250~260mvと比較的低い数値で、さほど電源対策をしていないにもかかわらず良好な結果で、さらにNSIT-200Qを通すことでノイズ量は100mv程度落ち、176mvと2/3程度に抑えられていて、アイソレーション・トランスの効果を実感しました。
後編となる本稿ではシアタールームについても同様の計測を行っていきます。
計測(1)基準となる部屋の壁コンセント
シアタールームは以前にも書きましたが調光器を使っていて、電気が点いている時には調光ノイズがあることがPS Audio Noise Harvesterの簡易チェックでわかっています。まずはシアタールームの基準値として、一般的なPanasonic製の壁コンセントで計測を行いましたが、電気を点けている状態で410mv、電気を完全に消すと269mvという計測結果になりました。
電気を点けているだけでざっと150mv程度ノイズが増えているというのがわかりますね。これからいろいろ計測していきますが、これを基準として覚えておいてください。
計測(2)シアタールームの専用壁コンセント
次にシアタールームの北側、柱上トランスが壁の向こうにある専用壁コンセントを計測します。直列に2つの「FURUTECH GTX-D NCF(R)+Acoustic Revive CB-1DB+CFRP-1F」が使われています。
下流側の壁コンセントに接続されているのはクリーン電源のPS Audio Power Plant Premierとマルチチャンネルパワーアンプ DENON POA-A1HDですが、電源は入れていません。
コメント
なるほどよくわかりました。
電源工事をやるにしても対策対応が分かりやすくて良いよね。
後、トイレと冷蔵庫とこたつ?も計ってみると良いと思いますよ。
(ノイズ対策をした方がいいよ~。(笑))
青フォレさん、コメントありがとうございます。
こうして計測器を使って数値化できるとわかりやすいですし、どう電源環境の改善していけばいいか指針にはなりますね。
幹線分岐電源工事をすればもう少し数値が下がる可能性もありますが、我が家の場合は費用対効果は低いかもしれません。
コタツは使っていませんが一応ノイズを出しそうな各家電にはPanasonicのPLCノイズフィルタなどを取り付けてあります。