ブログを作るスキル
上記の心の中に決めていたことの3番目に相当することですが、私はこのブログを作ることが目的ではなく、いわば私自身のいろいろなスキルやノウハウを獲得するための能力開発のための実験場として作りました。
文章を書くというノルマ
1日に何千文字も文章を書くというのは、やってみろといわれても案外難しいことで、ただ日記を書けばいいといわれてもできません。少なくとも私は何でも良いことで毎日1000文字なんて文章は書けません。
ただ日記を書くだけでも難しい作業を
テーマやネタを見つけ
自分の中で咀嚼し
時には実際にやってみて
記事を書く
という作業を自らに課し、自分の意識の泉から水面に浮き上がった、感覚、感情、思考などを言葉にしてアウトプットするという行為を「楽しんでできるのか?」と自分に問いながら書いていました。
最初はなかなか記事のネタを思いつかず苦しい時期もありましたし、一時期手術を受けるために入院もしていたので、更新し続けるのは結構厳しかったですし、スランプというか文章を書き続けていくと、自分の中の資源が枯渇するような感覚も味わいました。
定期的にアウトプットをするには、同等以上のインプットが必要で、たくさん実験もしましたし、映画を100本見ることが出来たのは、この枯渇感の影響もあってインプットを求めた結果なのかもしれません。今はだいぶ記事を書くのにも慣れたと思いますが、やはり毎日書くのは苦しい日もあります。
1つの記事が1000文字前後から、長いときは6000文字くらいになります。公開済みの記事が今240記事以上になり、単純に文字数だけでカウントすると54万文字以上になります。文庫本1冊で12~13万文字といわれていますが、4冊分以上は書いたことになるでしょう。文章を書いているのはもちろんこれだけではなく、下書きやこの場には公開していない記事や文章もあるので、その2倍以上、文庫本10冊以上の文章は書いていると思われます。人生で一番文章を書いた1年となりました。
写真や図解の工夫
文字だけのブログはつまらない、わかりにくいと思うので、できるだけ図や写真を使って詳しくわかりやすく説明することを心がけました。製品のレビューや分解改造記事などではさまざまな角度から写真を撮り、できるだけ立体的に理解してもらえるようにしたつもりです。
ある会社のソフトを使った際に、そのソフトの使い方を紹介をする記事を書いた後、自分では特に意識もせず、普通にソフトの使い方について解説を書いたつもりでしたが、それを評価していただいて、別のソフトのレビュー記事の作成依頼(無償)をいただくことがありました。
今までも仕事では、企業ネットワークのネットワーク図を作ったり、後輩や一緒に仕事をするメンバー向けにマニュアル作成をよくやっていましたが、そういった社会経験も少しはこのブログに役に立っているのかなと思っています。
写真を趣味にしたことはありませんが、街を歩いているときにも、景色をみて、「この角度から撮影したほうが良いかな…」などと頭の中が記事を書くこと、それに必要な写真の撮り方、角度などを無意識に考えている自分がいたりして興味深い変化でした。
本人は何気なく書いているつもりでも、突然アクセスが増えたりするので、本当に何が人のニーズにマッチするのか、何が評価されるのか、やってみないとわからないという面白さがブログにはあります。
コメント
Herさん、こんばんは。
ファイルウェブにてお世話になっておりますNiです。
ブログの開設に始まり、部屋などの環境の公開、オフ会の交流と飛躍した年だったと思います。
ブログの開設は当初、ファイルウェブの日記はリンクだけになるのでは?
と私も思っておりましたので、ファイルウェブの情報をブログにて
しっかり補完&充実させた内容の濃いブログは参考になりました。
その内容の濃さでアクセス数もしっかり伸びておられるは努力の賜物だと思います。
来年もブログの情報の拡充を楽しみにしておりますのでよろしくお願いします。
Niさん、コメントありがとうございます。
2つの記事を校正するのは、手間はかかりますが、どちらの場も大切にしたいと思っているので出来る限り書くようにしています。
来年も良いネタ見つけて、充実させていきたいと思います。