FOUNDRY TRP-G1L1BCFY
最後は、FOUNDRY TRP-G1L1BCFYですね。
外観からわかる範囲で金属が使われているのは上面のカバーとラッチ、裏面のラッチ部分ですね。その他レバーなどを含めてほぼプラスチックカバーといっていいでしょう。ボディの半分以上がプラスチックで覆われているSFPモジュールで、叩くとプラスチック製ならではの軽い音がします。
響きに欠けるマットな音
FOUNDRY TRP-G1L1BCFYの音は他のSFPモジュールとは傾向が異なり、S/N比も一定以上はありますが、頭の上を押さえつけられているような感覚で、高音の広がりがなく高さ感が感じられず、空間表現も広くありません。
全体的に鮮やかさに欠けており、ボーカルはかさついて聞こえ、低音は一番試聴したSFPモジュールの中でも最も軽く、ぼよーんと緩んだ低音が出てきます。また音楽を聴いていて音の間の取り方がせっかちに感じられてしまい、もっとゆっくりと時間が流れてほしいというか、間が取れない感じに陥ってしまいます。
本体が変わっても傾向は似ている
DELA S100との組み合わせで使用した時にも華やかさに欠けるマットな音という印象でしたが、SOtM sNH-10G SE-Sで使っても、響きや鮮やかさに欠ける全体的にピントの甘い音という印象を持ちます。SFPモジュールを6種類交換しつつ試聴していきましたが、光メディアコンバータ本体が変わっても、多少の相性の違いはあっても、傾向に大きな違いはない気がしますね。
今回改めてsNH-10Gのスペシャルエディションを聞きましたが、最初に聞いたモデルに比べると予想よりいい音が出てきてよかったです。せっかく2台あるのでもう1つ試してみたいことを試してみようかなと思っています。
SOtM sNH-10G SE-C/SE-Sのカスケード接続による試聴
カスケード接続による光アイソレーション 2019年1月末に、光メディアコンバータの機能を搭載したSOtM sNH-10Gというオーディオ向けのスイッチングハブをお借りしたことがあり、2021年8月にそのスペシャルエディション仕様が販売開始さ...
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