モバイルノートPC側は大丈夫か?
そもそもテレワークで使用しているモバイルノートPCが4K出力に対応していなければ、テレビが宝の持ち腐れになります。4K出力は2Kの4倍の表示領域が必要になりますが、モバイルノートPCはGPUはCPUに内蔵されているものが多く性能もデスクトップPC向けより低く、メモリもメインメモリを共有しているのが当たり前ですから、表示できたとして使用に耐えうるのか?という問題もあります。
私が普段テレワークで使用しているのは、HP Elite Dragonflyという一般的な機種です。
HP Elite Dragonflyのスペック
スペックは以下のような仕様になっていますね。
- OS:Windows10 Enterprise 64ビット(日本語)
- CPU:Intel Core i3 8145U 2.10 GHz(ターボ・ブースト利用時の最大周波数 3.90 GHz)
- メモリ:8GB
- ストレージ:SSD 128GB
- グラフィック:Intel UHD Graphics 620(CPU内蔵)
- ディスプレイ:13.3インチ フルHD(1920×1080) IPS グレア LEDバックライト タッチパネル
- LAN:IEEE 802.11ac/a/b/g/n/ax、有線なし
- Bluetooth:Bluetooth5.0
- Webカメラ:720p HD Webカメラ(静止画:92万画素、動画:92万画素、固定焦点レンズ)、IRカメラ(Windows Hello対応)、プライバシーシャッター付き
- 指紋センサー:あり
グラフィックを担うIntel UHD Graphics 620は最大解像度はHDMI 1.4で4096×2304@24Hz、DisplayPortで4096×2304@60Hzとなっており、一応4K/60Hzの出力には対応しています。HDMI2.0でどこまで表示できるのかわかりませんが試してみることにしましょう。
KJ-75Z9DとHDMI接続
HP Elite Dragonflyを我が家のシアタールームにあるSONY BRAVIA KJ-75Z9Dという4K/HDR対応液晶テレビに接続してみます。ケーブルはKORDZ LUX High Speed with Ethernet HDMI cable(2.0m)という普段はユニバーサルプレーヤーPioneer UDP-LX800の映像用ケーブルとして使っているものです。
特に設定などはしていませんが、とりあえず映像は映りましたね。やや色の階調が荒く見えます。
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