少し未来へ向けてやってみたいことリスト
未来リストというタイトルの下、実現可能性を考慮せずに、少し未来に向けて実現してみたいことをシリーズとして書いています。何か月後か、何年か後、それが実現できるかどうかもわからないことですが、モチベーションを高めるためにも目標を立てたり、未来は描くことは大切な気がしますので書き出しておきたいと思います。
今回はホームシアターの顔であり花形、有機ELテレビについてです。
有機ELテレビはいつか欲しい
以前、有機ELテレビの発売を受けてソニーストア銀座へSONY BRAVIA A1シリーズのデモを見に行きました。A1シリーズの画質は申し分なく、昼間のリビングなどでは少々厳しいですが、シアタールームのような専用室で暗闇で試聴したときの、浮き上がるような画質はとても魅力的でした。
有機ELテレビの3つの不満
ただ現時点で有機ELテレビには3つの不満があります。1つは絶対的明るさの不足、2つ目は価格のバランス、3つ目は色に対する違和感です。
明るさ/眩さ
いくら黒が締まっていても、有機ELテレビでは絶対的な眩さが足りません。現状明るい場所で使うには液晶ディスプレイの方がメリットがあり、HDR感を堪能するには液晶ディスプレイの明るさが有利です。一方液晶には表現できない絶対的な黒を表現できる有機ELテレビのコントラスト比は無限大なので、部屋や外の明かりの干渉を受けない暗い場所で使えば液晶テレビより優れています。
というのが一般的な説明ではありますが、例え暗い場所で観ても、そのコントラスト比の高さがあっても、十分と感じつつも物足りないのは事実で、太陽を見たときのような眩さは有機ELテレビにはありません。眼が眩むほどではないのです。
価格のバランス
私の場合は、シアタールームのスクリーンの代替として使っているので、75型以上を必須条件にしていますが、このサイズの液晶テレビは安いものでも定価ベースで60万円前後します。
有機ELテレビと肩を並べる機種はそう多くありませんが、私の使っているSONY BRAVIA KJ-75Z9Dは定価ベースで100万円、ほぼ同じサイズの有機ELテレビ、例えばSONY BRAVIA KJ-77A1となると250万円くらいになります。
KJ-75Z9Dですら、かなり背伸びをして導入していますから、私の財力では75型以上の有機ELテレビを購入することは現時点では難しいでしょう。
色に対する違和感
視聴するには問題がないことは重々承知していますし、本当にわずかな違和感でしかないのですが、有機ELテレビの画質にはまだ違和感があります。
現在のLGの有機ELパネルは、ホワイト蒸着方式を採用していて、白色発光する4つのサブピクセルのうち3つをRGBのからフィルターを通すことで色を表現していますが、青みが全体的に強く、その青みを抑えることでバランスを取ろうとすると、明るさが足りなくなり、その明るさを白色サブピクセルで補っているのがLG製パネルの特長だと私は感じています。
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