QuadraSpireのラック向けドライカーボン製 19mmワッシャーの購入

ラックを選ぶ基準～免震構造～

シアタールームのTAOC MSシリーズ/MSRシリーズのラックもQUADRASPIREのラックと同じ構造をしていますが、私がラックを選ぶ時の基準に、地震による揺れを逃がしてくれる構造というのがあります。

日本は地震大国ですから日常的に地震を体感しますが、震度5を超えるような地震が来た時に頭をよぎるのがオーディオ機器への被害ですよね。東日本大震災では、我が家ではスパイク受けに載せていたスピーカーはスパイク受けから外れてしまい壁に寄りかかるようにして倒れていましたが、TAOC MSシリーズに載ってきた機材は何事もなかったかのようでした。

TAOCのラックにしてもQUADRASPIREのラックにしても、棚板をポール同士で挟んでねじ止めする構造は、強い揺れが来た時に適度に緩んで、ゆらゆらと振動受け流すメリットがあり、それが選択時の大きな選定基準になっています。

この手のラックはねじ止めをしっかりしても徐々に緩んできてしまうので、強くネジを締め付けたいんですが、QUADRASPIREの強化ガラス棚板は金属のような硬い素材から局所的に強い力が加われば割れてしまいますので、ラックのねじ止め時にもう少し強く締めたいと思っても怖くて強く締められないんですよね。