電圧
住宅街ですから周囲が一番電気を使っている休日の昼間に、同コンセントから供給しているオーディオ機器で音楽を書けながら測定してみましたが、電圧は101~102Vを示していて100Vを割り込むこともなく電圧は安定しているようです。
ですがアウトプットの電圧は99Vとなっていたのは少々不満が残るところではあります。
ただ接続しただけの状態では、唸りもありませんし、FANの音もありませんのでとても静かです。
歪み:全高調波歪率
入力時の電源の歪み率は1.9~2.1%THDという数値になっていて、比較対象となるサンプルがないのでわかりませんがインターネット上の情報を見る限り、家庭用の電源としては比較的良い方なのではないかと思います。
そしてPower Plant Premierが波形を補正した結果は、0.4%THDと約1/5になっています。
100V対応機器は、±5V程度の範囲で正常に動作するとは思いますが、瞬間的に大きな電力を必要とするオーディオ機器は、安定して電圧は高い方が安心です。
実際に計測してみて
我が家の場合は、近隣で柱上トランスを共有している世帯数も少ないので、変動幅が少ないのと、電力会社との契約を建築時に100Aしたので、幹線が太くなっていることも貢献しているでしょう。オーディオ環境として歪み率(THD%)が低く、100V以上を安定してキープできているのは好ましい状況だといえますね。
それがわかっただけでも十分購入した甲斐がありましたが、これをどこに使うかと言うのが問題です。しばらくつけっぱなしにしてみて発熱の状態を確認してみますが、今のところプリメインアンプやプレーヤーで使う予定はなく、デジタル機器を隔離するために使うのが有力な候補です。
Her-
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コメント
エルミタージュさん、おはようございます。
PSオーディオのPPPを購入してたとは驚きです。
クリーン電源は内部的にはパワーアンプです。PPPはリジネレータ型なので、コンセントからの交流を一旦、直流にして、再度綺麗な交流電源を作るのですが、再精製された交流の増幅にパワーアンプクラスの増幅素子が必要です。従ってクリーン電源なのですが電源ケーブルは大電流が流せる良いものを奢った方が良いです。
私もp5を使っているので使用者のアドバイスとしてはトランス電源のCDプレーヤーや映像機器等の前段に接続するのがお奨めです。スイッチング電源はアイソレーショントランスの方が良いです。
Niさん、コメントありがとうございます。
ノイズの計測が目的だったので、クリーン電源として使うかはまだ決めていません。
このまま手放してしまうかもしれませんし、アドバイスのように上流側に使うかもしれませんし、時間が取れそうなら何かしら実験してみる可能性もありますが、現時点で計画は完全に白紙です。