期待したような結果にはなりませんでしたが、この計測からわかることは…。
結果から考えられること
今回使ったSSDは以下のようなスペックです。
Playstation4で利用しているSSDは「Crucial M500 CT480M500SSD1」です。
スペックは以下のような感じです。
インターフェース | SATA 6Gb/s(SATA 3GB/s互換) |
最大シーケンシャル持続速度(128k転送) | 500MB/s(読込)、400MB/s(書込) |
最大ランダム読込/書込(4k転送) | 80,000 IOPS/80,000 IOPS |
NAND | 20nm Micron MLC NND |
寿命 | 平均故障時間(MTTF):120万時間 |
耐久性 | 総書込バイト数(TBW):72TB |
動作温度 | 0°C~70°C |
Playstation4 Proで使っているSSDは「Seagate 600 Pro 480GB SATA SSD E9Q52AA」です。
スペックは以下のような感じです。
インターフェース | SATA 6Gb/s(SATA 3GB/s互換) |
最大シーケンシャル持続速度(128k転送) | 520MB/s(読込)、450MB/s(書込) |
最大ランダム読込/書込(4k転送) | 85,000 IOPS/11,000 IOPS |
NAND | MLC NND |
寿命 | – |
耐久性 | 総書込バイト数(TBW):350TB |
動作温度 | 0°C~70°C |
どちらも転送速度は500MB/sを超えているので、SATA 3GB/sの理論スループットである300MB/sでは性能を発揮しきれませんが、SATA 6Gb/sなら理論スループット600MB/sで性能を発揮できる可能性がありました。
Playstation4をPlaystation4 Proにしても、同じプログラムを動作している場合ロード時間は変わらないようです。Playstation4では内蔵ドライブのインターフェース転送速度は、SATA 3GB/sといわれていました。
Playstation4 ProではSATA 6GB/sに対応しているという記事を見かけたので、内蔵ディスクの読み込み速度に向上がみられるのではないかと思いましたが、ほとんど差がないところを見ると本体のチップは対応していても、転送速度に制限がかけてあるのかもしれません。ファームウェアの更新などで制限解除されると嬉しいですね。
もしかしたらPlaystation4 Pro対応ソフトなら速度の向上があるかもしれませんが、現時点では手元に対応ソフトはありませんので、計測することができません。
実際1時間くらいプレイしてみましたが、マップの切り替えに速度は従来と変わらず、性能向上は感じられませんでした。速度アップを期待していたのでちょっと残念です。
Playstation4 Pro対応ソフトが手に入ったらまた試してみようかな。
(2017/3/12追記)ブーストモードが実装されたので改めて計測してみました。
Her-
↓↓↓関連記事はこの下にあります、引き続きお楽しみください↓↓↓
コメント