電源事情は悪くない?
オーディオルームの電源事情は、PS Audio Noise Harvesterで簡易チェックをしてみても、オーディオ用に使っている壁コンセントでは、点滅することはないので、高周波ノイズも比較的低いことが推定されます。
以前PS Audio Power Plant Premierで計測した際には、波形の歪み率(%THD)は2.0前後であることはわかっていて、オーディオ機器を使う時間帯を考えると概ね2.5%以下で、白物家電も混在する家庭向け電源としてはさほど悪くない数値化と思います。
暫定状態の壁コンセントのグレードアップは、近いうちにやっておきたいとは思いますし、ノイズ測定が可能な測定器の購入を決めたので、その状況を見極めてどこまで対策を行うかは検討中ですが、以下のようなことを選択肢として考えています。
アイソレーション・トランス
これまでの簡易チェックからすると、我が家のノイズの量がさほど多いとは思えませんが、あれこれとノイズフィルタのようなものを追加するよりはいっそノイズを絶縁してしまうアイソレーション・トランスを導入してはどうかと考えています。
アンプ類やプレーヤー類は、相互干渉をしてしまう恐れがあるので、アイソレーション・トランスをそれぞれの機器に1台ずつ割り当ててアイソレートすることが理想的な環境といえるでしょう。
以前小容量のアイソレーション・トランスをプレーヤーに試した際にはあまりいい効果が得られなかった経験もあるので、比較的容量に余裕のあるものがいいと考えています。
さすがにオーディオルームの各機器に1台ずつ投入する余裕はないので、1台でそれぞれのコンセントをアイソレートできるものが現実的な選択かなと思っています。中村製作所のアイソレーション・トランスはコンセント別にアイソレートされているのでこのコンセプトに合っているかなと思います。
コメント
アイソレーショントランスの購入おめでとう。
いろいろ試して見ると良いですよ。
もし、電源工事をするならば電源工事をやった方をどんな感じか聞いてみる。
(出来ればオフ会が良さそう)
それで納得したのならGO 。
実際に依頼する場合は3パターンで見積を取ってもらった方が良いですよ。
一つはオーディオとビジュアルの完全版を2つはオーディオを先にやって将来バージョンアップが可能にしておくこと。
3つはオーディオオンリーにすることかな。
海外製品があればアース工事は必須ですねぇ。
また、実際に店に行って部材の確認した方がいいよ。
(なぜコストが掛かるか分かるからね)
青フォレさん、コメントありがとうございます。
少々フライング気味ですが、アイソレーショントランスの記事はまた別途書くとしまして。
いざ電源工事をやるとしたら、AV両方まとめてやると思いますが、事前調査は必要ですね。
一度簡単な電源工事はやってもらったことがありますが、オーディオ向けの部材の方が工事費より高くつきましたからね…。