全体的な傾向は分かるが比較は難しい
この方法で取得したデータを比較すれば、例えば歪み率が一定のサイクルで変動している様子など全体的な傾向を把握することは可能です。
しかし、電圧の変動などは幹線分岐をしていても近隣の影響を受けることもあるので、例えば下の図の紫の線が突発的に100Vを切るようなデータが取得された場合に、外部要因で起こったのか、内部の電気製品の影響なのかを見極めることが難しく、考察しにくいという面がありました。
最初に電源工事を終えた後に行ったPS Audio Power Plant Premierでの計測で、同じ時間帯に瞬間的な数値を計測して比較すれば、電源工事の優位性は見えるだろうと思いましたが、それだけでは足りませんでした。
Power Plant 3を使った長期モニタリングによる全体的な傾向を見るだけでも、電源工事の優位性(例えば電圧が高いとか、歪み率が低いとか)ははっきりするのではないかと思いましたが、そう簡単ではなかったようです。
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