D/A変換から出力までノイズを徹底して抑える、バランス回路を搭載
D/A変換から信号出力までアナログ全般を、L/R独立させたフルバランス回路で構成。外乱ノイズの影響を排除した高品位伝送を実現しています。
バランス出力に対応したアンプとの接続では、伝送系の共通インピーダンスを極限まで抑えることができ、チャンネルセパレーションをよりいっそう高める効果を発揮します。
オーディオ基板のGND安定化に寄与するバスバー採用
オーディオ基板を横断するように配された、電流の伝導性の高い金属製のバスバーを採用することにより、GNDの安定化に寄与しています。
吟味した高音質カスタム電解コンデンサー採用
試聴を繰り返し吟味した高音質カスタム電解コンデンサ-を採用。ディスクならではの力強さとダイナミックさを余すことなく表現し、安定感のある音を再生します。
優れた制振性で高音質に貢献するインシュレーター
重量のある亜鉛ダイキャスト製インシュレーターを採用し、筐体をしっかりと支えるとともに優れた制振性と低重心化を図り、より一層の高音質化に貢献しています。
パーツおよび素材の注目点~UDP-LX500との違い
大容量電源トランスを搭載したことはオーディオビジュアルファンにとっては喜ばしいことです。私自身も4K UrtraHD Blu-rayプレーヤーPanasonic DMP-UB900を使用していますが、スイッチング電源を搭載している点は憂慮しており、電源タップをわざわざ分けて使用していますが、その心配をしなくて済む点は嬉しいです。
そしてなんといっても注目点はDACでしょうか。UDP-LX500では旭化成エレクトロニクス AK4490が使用されていましたが、UDP-LX800では音質に定評のあるSACDプレーヤーPD-70AEで使用されているものと同じ、ESSテクノロジー社製高性能8ch DAC ES9026PROをL・R 各チャンネルに独立搭載していて、UDP-LX500とは音の傾向も異なりそうですが、豪華な仕様になっています。
亜鉛ダイキャスト製インシュレーターを搭載していて、UDP-LX500の樹脂製とは異なる点も地味ですがこだわりが見えます。
UDP-LX500とは違い、XLR端子が搭載されていたり、高音質カスタム電解コンデンサーを採用したり、徹底した音質にこだわった各パーツに対する取り組みは評価できます。
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