シアター用途のパワーコンディショナー～Panamax M5300-EX～
10個口のパワーディストリビューターでもいいとは思ったんですが、もう少しAV機器向けで10個口を確保できる製品を探していたところ、国内ではあまり見かけないPANAMAXというメーカーの中古品が目に留まりました。PANAMAX M5300-EXです。
2006年頃の製品のようですが、上から以下のようなラインナップになっていたようです。
- M5500-EX：SRP $999.95
- M5400-EX：SRP $749.95
- M5300-EX：SRP $549.95
- M5100-EX：SRP $349.95
- M4300-EX：SRP $249.95
いずれのモデルもノイズフィルタを搭載した8～11個口のコンセント、電話回線向け保護回路や衛星放送向けを搭載したパワーコンディショナーで、M5300-EXは海外の希望小売価格は$549.95だから55000～60000円くらい、ミドルクラスくらいのモデルということになりますね。
機能について
説明書に合った機能の説明を日本語化してみるとこんな感じかな。
- シーケンシャルスタートアップ/シャットダウン機能
- 電圧検出トリガー機能
- 自動過電圧および不足電圧保護機能
- アプリケーション固有の同軸信号線保護
- 電話回線保護
背面のコンセントについては、10個のコンセントがアースピンが上を向いて配置されており、フロントにも1つコンセントがあります。それぞれのコンセントは3つのバンクに分けてアイソレートされているようで、電源ボタンを押すと、起動するタイミングを自動的にずらして起動時の負荷を分散してくれる機能(シーケンシャルスタートアップ/シャットダウン機能)を備えています。
起動手順
- 電源スイッチ2秒間押し続けます。
- BANK1は常に通電し、BANK2とBANK3からπ型平衡型フィルタによってアイソレートされています。
- BANK2は電源投入後すぐに通電し、オフする際は10秒後OFFになります。BANK1とBANK3からπ型平衡型フィルタによってアイソレートされています。
- BANK3は電源投入後5秒後に起動し、オフする際はすぐにOFFになります。機器への電流を制限しない低インピーダンスのノイズフィルタリング回路から電力を供給し、他のBANKから分離されています。
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