注文の誤配送
もう何年も前、2009年の5月くらいだったと思いますが、とある関西の有名なオーディオショップからインターネット経由で買い物をしたときに、発送事故がありました。
すでに譲渡してしまったWIREWORLD UHH5-2(7m)とAUDIOQUEST NOISE-STOPPER-CAPS RCAを6箱注文した際に、間違ってAUDIOQUEST NOISE-STOPPER-CAPS RCA1箱と、AudioQuest バナナプラグ5箱届くという誤配送です。
当然再送してもらい、ご配送されたものは返却したのですが、そのときにお詫びのような形でこんなものをいただきました。
接点改質材 ナノカーボンPC
接点改質材 ナノカーボンPCというものです。一時こういう接点を改善するアイテム流行りましたよね。
商品の説明書に書かれていた内容を抜粋します。
金属表面は一見滑らかに見えても、ナノメートル(10億分の1メートル)の世界で見れば、表面は凸凹状態であり、それらの接触部分は隙間だらけの「点接触」に過ぎません。「点接触」の不安定な状態にあるため、振動や荷重の変化でも電気の流れが変動します。端子の抜差しで金属表面が削られると、さらに「点接触」になり不安定さも増します。ナノカーボンは金属表面の隙間を、ナノメートルサイズのカーボン粒子で埋め、金属の導通部分(端子間)を「点接触」から「面接触」に変え、接触抵抗値を下げます。その結果、電気が無駄なく流れ、信号も確実に伝わるようになるので、接触不良のトラブル回避や製品性能の回復に大きな効果をもたらします。
★ナノカーボンの特徴
- 一度の塗布で電気導通を長期的に確保します。
- あらゆる金属、プラスチックを侵しません。
- 金属表面の抜差しによる磨耗を、潤滑効果により低減します。
- 洗浄効果と参加防止効果で金属表面を保護します。
- 幅の狭い基板端子間でもショートしません。
- 全ての周波数帯でインピーダンスを低下させます。
- 圧着荷重が変動しても安定した導通が得られます。
中身を確認してみると中にオイルとカーボンの混ざったボトル、それを攪拌するための麺棒のようなもの、接点に塗るためのハケというかペンのようなものが入っていました。
私は接点に何かを塗るというのは、その商品の本来の姿ではなくなる感じがするのと、塗ったものは2度と完全には除去できなくなり、気に入らなかったときに現状復帰ができないことが考えられるので、基本的には使いません。ですからずっと死蔵してありました。
死蔵品の発掘
死蔵品の発掘を最近進めていて、がんがん売却しているのですが、使う見込みのない私が持っていても商品がダメになるだけですし、欲しい人からすれば面白いアイテムでしょうから売却することにして、先日引き取られていきました。
唯一この手のアイテムで使ったことがあるのが、ナノテック・システムズ CONTACT PENシリーズ ゴールドコンタクトペンというものです。
プロジェクタのランプの導電効率を上げるために使ったことがあります。プロジェクタとランプの接点に塗りましたが、少し明るくなった気がする?位の印象しかなかったように思います。
USBケーブルを長いものに変えると、電圧や電流値が変化するのは過去にも実験したことがあって分かっているので、もし添加剤の効果で電力の効率が上がるのなら供給される電力に何らかの差異が生まれるはずですから、計測してみたら面白いかもしれませんね。
コンセントとかに使えばまた効果も分かりやすいのかもしれませんが、コンセントが汚れるのでやらないですけどね。やるとしたら他のケーブルなどには影響しない箇所になる…かな。
NASの内部、HDDとの接点とか、電源コネクタの接点とかなら試せそうですね。それで音が変わるのは想像できませんけどね。
死蔵品の処分をガンガンすすめよう
しかし10年もオーディオとかホームシアターの趣味にしていると、いろいろ使わないで死蔵されるものがいつの間にか増えてきて、久しぶりに箱を整理してみると、忘れ去られているものがざくざく出てきます。処分し始めたら徹底的にやりたくなるのでガンガン処分していきます。
例えば、買ったはいいけど全く見ていない、見る気にならないで放置されているBlu-rayディスクとか…。もう見ることはないであろうDVDとか…。
Her-
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