人生の断捨離を考えるタイミング

体からの悲鳴を無視し続けた結果

気づけば1年半ほど更新が止まっておりました。会社員として働きつつ、あれこれやっている内に体調を崩してはいたんですが、大きな体の異変を感じて病院に駆け込み、診断の結果即日緊急手術となってICUに入るなど療養生活をしていました。あと数日で三途の川を渡っていたかもしれない状況に陥っていたので、オーディオどころの話ではありませんでした。

入院中に投薬の副作用や他の病気がないか入念に検査をすると、二重三重に病魔は巣くっていたようです。体のあちこちに異常が見つかって、もう体も悲鳴をあげ続けていた末の手術だったようです。

幸い今は危機からは脱しまして、大量の投薬をしつつ機能の回復のためのリハビリしながらゆっくりと自宅で過ごしています。まだまだ続くと思っていた人生に、突然ピリオドを打つような病魔が襲い掛かることもあるということを身をもって体験して、なおさら人生の残りの時間をどう使うかをよく考えるようになりましたね。

人生は短く健康でなければやりたいことはできません。仕事などを理由にしてやりたいことを後回しにしていると、定年を迎える頃には体力が衰え、やりたかったことができないまま人生は終わってしまいます。人生の断捨離が必要なタイミングなのでしょう。

まずは健康を取り戻すことが最優先。やるべきことからやりたいことへとシフトし、色褪せたマンネリな世界から抜け出すこと。浪費する生活からミニマムな生活へシフトし、お金持ちより時間持ちになることを優先しようと思いました。

少しずつ

年を重ね病気をしたこともあって重量級の機器は持ち上げるのが難しくなりましたし、ケーブルの入れ替えなども億劫に感じてしまいます。以前のように機器やアクセサリーを入れ替えたり、精力的に製品のレビューなどをするだけの余力はもうありません。この先の老いに備えるためにも現在のシステムを見直す必要もあるでしょう。