今回の本命4K UrtraHD Blu-rayディスクは一番端に収納されていました。
実際に観てみて
ネタバレ的なことは書きたくないので、作品のストーリーには触れませんが、実際に見てみると、風景や背景の映像は非常にち密に作られていて、アニメーションとしての質はとても高いと思います。
私は夢をよくみる方で、その夢の中によく出てくるのが美しい夕焼けの夢です。実際の夕方の風景が好きなことが影響しているのかもしれませんが、空の端から赤や紫、明るいオレンジ、淡い青から暗い青へと変化していくグラデーション、光り輝くような雲や、赤や紫に染まる雲、昼とも夜ともいえない黄昏時の光景を穏やかな風を感じながら眺めていると、ため息ともいえないような深い呼吸を誘い、ゆったりとした時の流れを忘れるような時間をすごせるのがとても好きです。
「君の名は。」という作品は正にこの黄昏時=かたわれ時が非常に重要なシーンで使われていて、その後のエンディングまでの切なさともどかしさに、そこにRADWIMPSの曲が重なって、新海誠の世界へと引き込まれてしまいますね。
芸能人を声優に起用することについては、あまり肯定的ではありませんが、今回の主役の2人に関しては、最初の内は多少違和感もありましたが、時間とともに違和感もなくなっていき、声優声優した声ではないことがこの映画の世界観にあっていて、これでよかったように思います。
楽曲について
この「君の名は。」の劇中で流れる、主題歌から挿入曲の音楽全てを、RADWIMPSが手がけているというのは少し驚きましたが、少なくとも挿入曲としても違和感がなく、各シーンで使われる歌も、独特のメロディラインが世界観とマッチしていて、思わずCDが欲しくなりました。
余計なおまけ
個人的にはアニメのパッケージソフトを購入することは稀で、画質や音質に差異がなければ動画配信サービスでもいいと思っているくらいで、他の作品ならパッケージは買わずに済ませるところですが、「君の名は。」は画質や音質にも期待をしていたのでパッケージを購入しました。
1つだけ言いたいのは、4K UrtraHD Blu-rayディスクがシンプルなパッケージで提供して欲しかったということです。申し訳ないですが、私が見たいのは作品であって、限定とか台本とかシールとかの特典のために+数千円も出して欲しいとは思いません。
これだけ緻密な描写にこだわって製作し、芸能人の起用、有名アーティストによる楽曲の提供となれば、通常より製作費用がかかるのは理解できますが、この作品だけに限らず、国内のソフトの価格は高すぎます。実際海外盤はこんなに高くありませんし、日本の作品が国内で購入する方が高くつくというのは誰も納得しないでしょう。
通常のソフトの3~4倍のスペースをとられるパッケージは、正直いってソフトの収納場所に困りますし、せめてBlu-rayとの2枚組みや特典映像の3枚組みくらいに抑えて、今回購入した5000~6000円くらいの価格で最初から発売して欲しいなと思います。
Her-
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