4Kテレビなら1000円/インチもある
最近のテレビはほとんどがAndroidに対応して一体型パソコンといっていい製品ですが、日本のテレビ市場にも異業種から新規参入してくるメーカーが増えて低価格化が進み、パソコン用の液晶ディスプレイとあまり価格差がなくなってきており、50インチクラスのテレビでもインチ当たり1000円に迫る低価格モデルも出てきています。
今ではLGエレクトロニクス、ハイセンス、アイリスオーヤマ、山善、TCL、ドウシシャなど10年前にはテレビ購入時の選択肢としてはなかったメーカーばかりです。こうしたメーカーの4Kチューナー搭載HDR対応4Kテレビは中には、玉石混交といった雰囲気が漂っています。
この中でも特にLGエレクトロニクスは有機ELテレビの事実上1社支配体制を築いており、もはや世界的にもLGは支配的なメーカーといえるでしょうし、ハイセンスは前述のTOSHIBAのAV事業を買収していますので、最近のテレビにはTOSHIBAのノウハウが詰め込まれています。低価格な薄型テレビでLGエレクトロニクスとハイセンスは頭1つ抜けた存在といえるでしょう。
最新の2020年モデルだとさらに5000円~10000円あがり、国内有名メーカーの価格帯に入ってしまいます。そうなるとコストパフォーマンスの優位性がなくなってしまうので、2019年モデルが購入候補になります。両社の4K/HDRテレビで、4Kチューナー内蔵、50型前後の液晶テレビで、購入候補となるのは以下のようなモデルでしょうか。
ハイセンス 50E6800 (2019年モデル)
ハイセンス 50E6800は2019年モデルですが、TOSHIBAのDNAを持つ映像処理技術を搭載し、低遅延ゲームモードも搭載する、現在最もコストパフォーマンスが高い製品といっていいかもしれません。
- 直下型LEDバックライトVAパネル
- 対応チューナー:BS 4K/110度CS 4K×1 / 地上デジタル×3 / BS・CS110度デジタル×3
- HDR:HDR10、HLG対応
- HDMI入力端子数:4端子 ARC対応(HDMI2.0b 18Gbps)
- VODサービス:NETFLIX/YouTube/U-NEXT/dTV/ひかりTV4K/acTVila4K/TSUTAYA TV/スカパーon demand/クランクイン!ビデオ/DMM.com/acTVila
- 高音質機能:DOLBY AUDIO、Hi-Sound Pro、ダイレクトサウンド、サウンドノイズ軽減技術
- スマートスピーカー連携:Google アシスタント、Amazon Alexa
- 録画機能:外付けHDD
- ゲームモード:搭載
流通限定モデルにハイセンス 50E6000というモデルがあるようですが、同等品のようです。
コメント
4Kに出力する場合、PCのグラフィック性能は気をつけないと動作に影響が出るので注意です。
4Kモニタを購入したのですが、第8世代CoreCPUのGPU性能ではExcel程度でもパフォーマンスに影響が出てしまい、大失敗でした。
たなさん、コメントありがとうございます
そうですね、実際試してみないと何とも言えませんが、今ある4Kテレビで試してみようかと思います。