電源工事でノイズは減るのか?
出水電器さんによるオーディオ電源工事は、難所を乗り越えて無事終えることができ、予定よりも早い時間に撤収されましたので、それぞれの部屋のシステムを再稼働する前に、クリーン電源PS Audio Power Plant Premierの機能を使って計測を始めましたが、計測結果は家庭用分電盤における計測値と基本的に差異は見られませんでした。
出水電器オーディオ専用電源工事(8)電圧/歪み率(%THD)の測定:シアタールーム編
分電盤直結なら改善するか? 出水電器さんによるオーディオ電源工事は、難所と思われた天井裏の配線が思ったよりもスムーズに進み、予定していた21時の終了時間を大幅に前倒しし16時半くらいには作業が終わりまして、腕の良い職人さんたちで助かりました...
今回の工事で幹線分岐をしてより上流から電力を供給することで、おそらく電圧の揺らぎは小さくなっているものと推測はされますが、歪み率に関しては、大元の柱上トランスから入力されている時点で歪んでいるようで、工事をしたからと言ってそれが復元されるわけではないことを示しています。
さてPS Audio Power Plant Premierの機能を使っての計測の次は、ノイズ量の計測をしてみたいと思います。
計測器~Greenwave EMI Broadband Meter~
Greenwave EMI Broadband Meterのノイズ検知範囲は3kHzから10,000kHz(10MHz)と仕様には書かれており、検知したノイズを0~1999mvの範囲で上部のディスプレイに数値として表示し、ノイズに応じて下部のスピーカーから音として出します。スピーカーから出てくる音はピーギャーとうるさかったり、高音が少なくて静かだったり、同じような数値でも違ったりします。
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