2022/1/20不定期更新に変更します

D-RENで遊ぶ(1)~DMP-UB900の映像と音の変化~

8K/4K/HDR&DolbyAtmos

効果は音だけにとどまりません。戦艦や戦闘機の間を飛び交う鮮やかな赤、青、緑とビームが明らかに鮮烈な印象となります。黒の沈み込みと輝度が向上し、映像のダイナミックレンジまでも拡大させてくれます。気のせいかと思って一度はずし確認するとビームの存在感が宇宙の中に霞んでしまいます。

starwars.comHP(http://www.starwars.com/)より引用

飛行機を降りて生身での戦闘シーンでは、スカイウォーカー(写真右)の来ている革と布の黒い衣装が、これまで以上に繊細な描写となり、革と布の質感の差、ダークブラウンの革と、黒いが布の質感による濃淡の描き分けが、しっかりとできていて、アップコンバートで描かれる陰影部の描写を際立たせてくれます。

ロスト・バケーションによる4K UHD Blu-rayの試聴

次いで試聴した4K UHD Blu-rayソフトのロスト・バケーション。映像は4K/HDR、音声はDolbyAtmosの英語音声を日本語字幕で視聴

冒頭の海に入り、水中にもぐって波をやり過ごすシーンでは、海の中の音響は、水によって耳が詰まったような音が頭の上まで包み込み、サーフボードに乗りながら波を待つシーンでは、イルカが水中から高く飛びあがると、イルカが飛び上がった音が頭上で跳ね、DolbyAtmosによる頭上まで包まれる音響をしっかりと体験することができまする。

ロスト・バケーションオフィシャルサイト(http://bd-dvd.sonypictures.jp/lostvacation/)より引用

また映像に関しても明るい太陽に金色にきらめく南国の海と、背景の陸地にできた影の描写がHDRならではのコントラストと繊細な濃淡の描き分けを再現してくれます。4K/HDRでみる自然の映像はただ解像度が上がっただけではない、より実体験に近いリアルさを感じさせてくれます。

冒頭のシーンでサーフボードが壊れている映像が流れ、「これから何かが起こるんだ」という示唆があり、最初からサメが出てくるとわかっていたこともあって、美しい海でサーフィンをしている最中もチョットした異音(水中の泡の音や何かが動く音)がサメが現れたのではないかとビクビクしてしまいました。

コメント

  1. daisi より:

    良さそうですね(^^)
    ウチのは古い900番であるところのBDT900ですが、筐体は似たようなものだと思いますし、今はラックにサンシャインのマグネシウムシートを敷いているだけなので興味があります。
    1週間後の変化のレポート、楽しみにしております!

    そうそう、その古い900番での話ですが、絶縁トランスはかなり効きましたよ。
    音はズーンと沈んで、映像は白と黒のピークが延びて、ノイズが減ったのか解像感が上がりました。
    Herさんとことはそもそもの基礎部分が違うので、それほどの変化はないかもしれませんが、BDPぐらいならあまり容量の大きなトランスは必要ないので、機会があればお試しを。

    • Hermitage Hermitage より:

      daisiさん、コメントありがとうございます。
      確かにBDT900なら近いかもしれませんね。比較的手軽なアイテムなので1セットだけ入手して
      いろいろ遊んでみるのもいいかと思います。

      トランスは何度も導入を検討しては、設置場所や熱の問題などによって断念しています。試してはみたいのですが、仮にレンタルできたとしても配線を変えることもなかなか難しい状況です。

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