液晶ディスプレイへの懸念
懸念があるのは、液晶ディスプレイの明るさや色についてです。私は普段家族が使わなくなった液晶ディスプレイLG 29UM57-Pを使っていますが、LGの液晶パネルは全体的に青白く明るすぎて目が痛くなるという経験をしていますので、長時間使うのに問題のない液晶ディスプレイなのかLG Gramも気になるところです。
LG gramにはリーダーモードという暖色系の色に変更してブルーライトから目を守る機能が搭載されているので、こちらを常時ONにして使えば、長時間使用には耐えられるかもしれません。
個人的に最大の問題はキー配列
LG gramの外観上で、唯一残念なのはキーボードの配列で、右上、本来ならDelキーのある場所に、電源スイッチが配置されていることですね。通常のキーならカスタマイズソフトで何とかなるかもしれませんが、電源キーというシステムにかかわるボタンとなると厳しいかもしれません。
キー配列は使うパソコンごとに大きく変わるのはNGで、デスクトップのキーボードも変更するときは、かなりの数を購入してテストを重ねて変更するくらいのこだわりがあります。このキーボードの配列に大きな違和感がある場合、どうしても執筆の集中の妨げになるので、この時点で対象外となります。魅力的なだけに本当に惜しい。
コンセプトとユーザビリティ
今回の検討対象となったLet’s note SVとLG gramはいずれもバッテリ駆動時間の長さやタフさが売りで、そのコンセプトは素晴らしいと思いますが、それぞれ私の許容範囲を超えるデメリットを抱えています。もちろん用途によってはそのメリットはデメリットを大きく上回るわけですが、私からすると両者には以下のようなデメリットが大きいと感じます。
Let’s noteについては、キーレイアウトに違和感があるのが1つ問題があり、比較的利用頻度の高い「半角/全角」キーが通常の場所とは異なります。製品としての都合をユーザーに押し付けてしまうのは、ちょっといただけないかなと言う印象を持ちます。
さらに2cmを大きく超える厚みは、ビジネス用途として堅牢性は大切ではありますが、所有するユーザーにとってはスマートな印象を抱けず、所有欲を満たしてくれません。自分が執筆をする上でモチベーションを維持する観点からも、そのスマートなイメージと言うのはとても大切です。最大の欠点は、価格ですけどね。私の予算の2倍では対象外になります。
LG gramについては、液晶ディスプレイの問題が1つ。仮にこのディスプレイの問題がリーダーモードで解決できたとしても、キーボードは実用上に問題を生じる可能性が高いので、キー配列が特殊であると言うだけで、私の購入対象からは外れてしまいます。
こういうユーザーの使用感に対するきめ細やかさについては、まだまだ改善の余地があると言う点はアジア諸国の製品に感じられる「十分だが満足とはいえない」という印象が拭えません。このスペックでこの価格ですから、使用感の満足度が上がれば国内製品は太刀打ちできなくなってしまうでしょう。
次回はその使用感の満足度、製品の品質にこだわった製品に注目してみます。
Her-
↓↓↓関連記事はこの下にあります、引き続きお楽しみください↓↓↓
コメント