あぁ、やることがまとまらない…
普段文章をブログに書くのは全く苦痛ではないんですが、毎日記事を書くことを続けていると、文章が書けない、まとまらないという時期が定期的に訪れます。そういう時は例え書くべきネタが目の前にあっても、それがストーリーとなって頭に浮かばないので、スムーズにアウトプットができなくなり、記事を書くことに苦痛に感じるようになります。
書くネタが目の前にあるのに…
なぜネタがあるのに書けないんだろう?
スムーズに記事が書けるときというのは4000~5000文字の記事でも15分もあれば文章は書き終わります。そのあと写真の挿入や校正などを行えば30分もあれば1記事が出来上がります。1000文字程度の記事なら半分かからないでしょう。
ところが煮詰まると1000文字の記事に30分以上、1時間かかっても完成しない時間が何日も続くことになり、途中まで書いては完成せずにそのまま寝かせておくこともしばしば、ただただ時間だけが無為に過ぎて行ってしまいます。
以前はその理由がわからずに、気分を変えるために飲み物を変えてみたり、執筆する場所を変えてみたり、普段の作業の順番を変えてみたり、刺激を与える試みをしてみたりしましたが、実際あまり効果はありませんでした。
心の電池切れが続くと鬱になる
これは一般的な仕事でも、似たようなことは起こります。私は日々の業務に追われ忙殺される時間が長くなってくると、日々の景色から色が徐々に失われていくように感じられ、ため息が増え、常に疲れていて、顔から表情が消え、感情の起伏も少なくなり、機械のように目の前の仕事をただこなすだけになっていきます。この状態が長く続くと心が悲鳴を上げて「鬱」になるわけです。
私は実体験から、これは「心の電池切れ」によって引き起こされるものだと考えています。
私も実はほぼ鬱になっていた時期があります。病院で診察を受けていたら鬱と診断されるのは分かっていたので病院にはいきませんでしたが、毎日仕事が忙しくて、人間関係や仕事のトラブルが続き、不眠症になって、目の前の景色はグレーアウトしていて、自分の感情が死んでいくのが実感としてありました。毎日重い体を引きずって会社へいき、作業をして家に帰り、眠れない夜と戦って、また会社に行くことの繰り返しに心の電池が切れてしまいました。
この症状を改善したのは、ささやかな人との出会いでしたが、自分のやりたいと思っていたことを体現している人と出会い、その人から刺激を受けて心が動き出して、その人からエネルギーをもらって、私の心の電池は少しずつ充電されていったのです。このブログを書き始めたのもその人との出会いが大元にあります。別にブログを書けといわれたわけではありませんけどね。
人の想像力と創造性
人には一見、無から有を生み出す想像力や創造力を持っていますが、本当に何もない所から生まれるわけではありません。そこには創造性を刺激する外部からの刺激が必要です。
よく新発見や新発明は入浴中や眠っているとき、散歩をしているときに思いつくというのがありますが、アレはリラックスした状態になったときに、外部から入力された情報が頭の中で整理されて、パズルがはまるように複数の情報が組み立てられた結果出てきます。
つまり下地になる情報のインプットがない状態で、勝手に生まれてくるものではないのです。それは発明であろうと、研究であろうと、文章をつむぐことであろうと基本変わりません。
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