2022/1/20不定期更新に変更します

レーザー距離計BOSCH GLM50の測定基準点を決める

ルームチューニング/防音

しかし測定に必須なものがあります。

測定基準点を作る

毎回同じように測定をして、その変化を定量的に観察するには測定基準点が必要です。従来はAVアンプの自動音場調整機能を使っていたので、基準点は明確に決めておらず、いつも聞くポイントの辺りという曖昧なものでした。

ミリ単位で計測をして調整をするのであれば、この基準点が曖昧では意味がないだろうということで今回はまず基準点を作ることにしました。

どうやって基準点をつくるか…

少し悩みましたが、やはり重力を利用するのが一番いいだろうという結論に達しました。天井にまず基準点をつくり、そこから糸を垂らし、適度な重りをつけて垂直に垂れた糸の下を基準とする方法です。しかしいくつか課題があります。

切妻天井

我が家は切妻天井であることは前回の記事でも書きましたが、切妻天井では垂直にものをつけるのが結構難しいのです。例えばネジを打ち込むとなれば、天井の面に垂直に入れることは比較的やりやすいですが、斜めの天井にネジを真下に向けて打つというのは結構難しいのです。

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糸の張り方

糸を張る際、気になるのは固定するネジなどによって左右にずれることです。例えば釘を打つとします。釘には頭があり、そこから1本の糸を垂らすと、釘の打った位置から垂直には下りず、釘の頭によって糸は釘の位置から前後左右にずれます。スピーカーをミリ単位で左右均等に調整するので、前後のずれは多少許容できても左右のずれは許容できません。できるだけ均等に糸を垂らす方法を考える必要があります。

重り

糸に重りを付けないと糸はピンと張ってくれません、重すぎれば天井にさした固定器具は天井から抜けてしまいます。適度な重みで、できるだけ左右均等に、ピンポイントで測定ポイントを示してくれる、先が均等にとがった催眠術の振り子のようなものが理想的です。

実際にやってみると…

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