また、KJ-75X9400Cの液晶画面に横点線が入るという症状は、以前も時折液晶画面に点線が入ることがありました。一瞬で消えることが多かったのでさほど気にしていなかったのですが、徐々に表示される時間が長くなっているような気がします。
そしてこの中でも新しい不具合として現れたのが、画面半分が映らなくなる症状と電源が入らなくなる症状です。
画面半分が映らなくなる症状はパネル制御部分のどこかに不具合があることで発生したのではないかと推測されます。
今まで再起動や停止が起こっても起動しないことはなかったので、テレビの電源が入らなくなったのには少しあせりました。今まで経験のない不具合でした。
HDMIセレクターとの相性と切り分け
担当者の方から連絡をいただいた内容としては、HDMIセレクター機能を持つ機器があると正常に動作しない可能性があるといわれました。つまりAVアンプと接続したら不具合が起きるというのです。
切り分けのためにHDMIケーブルを全てはずして正常に動作するか切り分けをして欲しいといわれたので、現在とりあえずHDMIケーブルをはずしてから、電源ケーブルを抜き、起動しなおして、VODサービスのみ使ってみました。数時間ですがその状態ではまだ再起動は起こっていません。(シアタールームをこの状態で使い続けることはできないので、夜中にテレビつけっぱなしにしてテストしてみたいと思います。)
これまで冷静に対応してきた私ですが、さすがにこの説明を聞いたときに「何を言ってるの?」と思いましたよ。仮にHDMIセレクターとの相性が問題だとしたら、接続を切れば正常動作はするかもしれません。しかしテレビとHDMIセレクター、つまりAVアンプとの間で問題が起こるのが正常なテレビなのでしょうか?
SONYは当然ですが、AVアンプを販売していますし、最近新しいAVアンプSTR-DN1080の発表もありました。AVアンプの説明にはテレビに接続することも想定されています。過去に映像音声分離出力機能を備えたレコーダーBDZ-EX3000なども販売してきました。
今回の問題が仮にこれらのHDMI接続(セレクターや分離出力)にあるのなら、彼らの行動は矛盾を起こしています。
仮にその状態でKJ-75X9400Cを販売するなら、AVアンプやHDMIセレクターと接続すると不具合が起きると説明を入れて販売するべきだと思います。
今までのテレビで当たり前にできていたことが、100万円のテレビでできないというのは、これが仕様だといわれて納得するお客はいないと思いますけどね。また詳しい技術者の方から説明していただけるということなので、詳しい説明を聞いてみたいと思います。
私の希望は1つ、シアタールームで正常に安定して動作する高画質な大型テレビが欲しいだけです。
(追記)夜中に一度、朝にもう一度状況を確認してみましたが、アプリケーションが停止して消えていたので再起動はなくなっていないようです。HDMIの問題でも相性の問題でもない、テレビの問題でしょう。
Her-
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コメント
画面が半分消えている状態はかなり衝撃的です。
拝見しているとテレビ自体の問題のようですが、メーカーがHDMIを最初に疑っているのは興味深いですね。
コンテンツを守りたい気持ちは分かりますが、HDCPがいかに邪魔をしているかですね。
アナログで接続していたころは、機器同士の相性なんて考える必要なかったのに。。。
daisiさん、コメントありがとうございます。
暗号化してコンテンツの保護をしたいと思うのは当然のことでしょう。いたずらにコピーされてしまえば、著作権を持っている人たちは生活を脅かされますからね。
HDMIの認証とセレクターの間に、不具合を起こす理由があるのかもしれませんが、AVアンプやHDMIセレクターの存在を考慮に入れていないのだとしたら、それは設計に問題があると思います。
それがHDMIという規格の不具合なのか、メーカーの設計の問題なのか、メーカー独自の仕様のせいなのかはまだわかりませんが、後日説明していただく予定の技術者の方からは納得のいく説明をしてもらいたいですし、何が不具合の理由なのかハッキリしてもらわないととは思っています。
あんまりクレーマーのようになりたくはないんですが、とにかくストレスなく使える状態にして欲しいです。