鋭く勢いのある音
音像がくっきりと浮かび上がり彫が深くなり、メリハリ感が強くなります。ボリュームが上がったような感覚になったので、ボリュームを微調整して55から50に落とすといつもの音量に近いようです。
音像のピントの良さ、定位の良さはWATERFALL Integrated 250の特筆すべき点だと感じますが、電源ケーブルを奢るとよりピシッと定位がはっきり出ますね。
比較対象となるPMA-SX1はプリメインアンプとして、WATERFALL Integrated 250はパワーアンプとして、LUMIN X1と接続している点を考慮すると、WATERFALL Integrated 250の方がストレートに音が出ている感はあるのは当然かもしれませんが、出てくる音に音が鋭さがあり、圧というかビンビン来る勢いが感じられます。
PMA-SX1とWATERFALL Integrated 250
温度感は温度感はPMA-SX1の方がウォームで、それに比べるとWATERFALL Integrated 250はやや冷たい印象です。エネルギッシュにストレートに音が出てくるのはWATERFALL Integrated 250のいい所で、Leedh Processing Volume Controlとの組み合わせの影響でもありそうです。
PMA-SX1はリヴァーヴがやさしくうまくオブラートに包んでくれてうまくまとめられている感があるのはPMA-SX1の上手なところですし、扱いやすい感はあります。
WATERFALL Integrated 250は上流の音をストレートに出すので、粗も見えやすく取り組んだ結果が分かりやすいというのはメリットでありデメリットでもあるというところでしょうか。ここら辺は製作者の美学というか、思想なのかなという感じもします。
コメント